我が家に50インチの大型TVがやってきた。

 

 

 

実はこれについて少々事情がある。

実家のほうに32インチの液晶テレビがあるのだが、GWに帰省したときに見たところ、画面自体は映っているのだが、色味が奇妙に青っぽい。

一応WBを調整してだいぶ改善はしたのだが、それでも青っぽい。今までこんなに青かっただろうか。

こんなに青かったのか不思議だったのだが、夏頃に帰省したときもやはり青っぽく感じる。

これについては色々調べたのだが、他にも同じような現象の報告は出ている。

それにはホワイトバランスを調整する、という意見もあれば、液晶の故障という意見もある。

実例の青い画面の写真を見る限り、そこまでは青くないけどでもやっぱり青い感じなのだ。

でもテレビの設定のカラー調整はあくまで好みに応じた範囲での調整で、目一杯調整しても青さが残るというのはおかしいのではないか。そう考えるとやはり故障か故障の一歩手前ということなのかもしれない。

 

親に買い替えてあげようかと言っても申し訳ないと言うばかりだし、こちらとしても青っぽいがまだ映っているものを買い替えるのも勿体ない気もするのでしばらく放置していたのだが、スマホのgoogleニュースにこんな記事が流れ込んできた。

 

薄型テレビ 週間売れ筋ランキング - BCN+R (bcnretail.com)

 

東芝REGZA 43インチ 一位

 

これはどういう事かと思い価格.comを調べみた。

 

 

 

価格.comによると売れ筋で東芝(※)の50インチが63,000円なのだ。他にも43インチもランクインしている。

さらに調べると、2020年12月発売のものが安くなっており、なるほど、型落ちで年末処分で安くなっているようだと理解した。

2020年12月発売で初値約10万円、店頭販売7~8万円、店舗を持たない小売店で63000円、

なるほど、それでこれを狙って割と購入層が多いのか。

 

(※補足

東芝と言っても東芝はすでに家電を中国の美的集団とかいう会社に売却しているので東芝は名前だけで実質は東芝ではない。さらにいまではTVS REGZAという名称に変わっている)

 

これだ・・・!

 

私がTVを買い替えて、現在使っている(5年は使った)40型のテレビを、色味がおかしくなっている実家のTVに変える、これが一番ベストなのだ。

もうしばらく待っていればもう少し安くなるのかと思ったが欲をかきすぎて在庫がなくなっても困るし、すでに十分安くなっているので、さっさとポチってしまった。・・という経緯なのだ。

 

なお、安いのには少し理由もあって、C350xシリーズはREGZAシリーズの中でもベーシックタイプになるらしい。だからコスト削減の痕跡が随所にみられる。パネルの淵は極限まで狭くし、昔に付けられていた前面スピーカーも廃止されている。

仕様的にはCS・BSチューナー、地上デジタル2、USB2、HDMI3、有線LAN1となる。

テレビを頻繁に録画する人には物足りないかもしれないが、とりあえず地上デジタルは2基ありテレビを見ながらほかの番組は録画できるので、一般的に使うには必要十分だ。

 

 

 

残していた40型テレビの箱と50型のTVの箱を並べてみたが、大きさでもこのくらいの差がある。梱包重量で16㎏もあり、これを佐川の宅配便が一人で持ち上げて持ってきた。さすが力持ちだ。

 

 

 

開墾する。

20代のときに32インチのブラウン管を使っていたことがあったが相当な重量と奥行きで、それから比べれば今ではかなり薄型だ。

 

 

 

縦で出すと一人では大変なので、寝かせて横にして引っ張り出すことにする。

 

 

 

スタンドの取り付けはテーブルの上に毛布などの柔らかい布を敷いて、取り付ける。

私は海外製のスタンドを使っておりすごくシンプルだ。

 

 

CS/BSチューナと地上デジタル(内蔵プラス1)、HDMI3、USB2、LAN、イヤホンは標準装備だ。配線は横向きだが狭くて思ったより取り付けしにくい。

ベーシックタイプで数は少ないが、プレステとレコーダーは取り付けできるので一般にはこれで十分だ。

 

 

 

 

リモコンだ。リモコンにはVODのボタンが付いており、加入していればすぐにアクセス可能だ。私はU-NEXTに加入しているので、一発で起動できる。

U-NEXTは月2千円ちょっとで映画を視聴できる(有料と見放題あり)。PCでもログインすれば視聴可能だ。

出張中もPCさえホテルに送っておけば映画は視聴可能なのだ。

 

 

 

 

ということでリビングに設置する。意外とシンプルにしている。

写真では小さく見えるが、50インチは結構大きい。

映画もけっこう楽しめそうだ。

 

この機種は2年前のベーシックタイプであるが、画面は5年前のTVと比べてもとても綺麗だ。

ただ上位機種からコスト削減されたモデルのため、時々、動きの速いシーンでは残像がちょっと気になることもあるが、ほとんどは全く問題ない。

これよりももっと上の機種と電気店で見比べてみると、明らかに高い機種のほうがコントラストが高く黒の締まりや発色がよいとは感じる。だけどネットで通販で買えば6万円前半で買くことができる。

有機ELのテレビも出回っているが、有機ELは画質はきれいだけど価格も高く、電気代も高く、寿命もLEDより短いというデメリットもある。

 

そんなに拘らないので大画面がテレビが安く欲しい人は早めに押さえておいたほうが得策だろう。