ネスレ　バリスタ５０を買ってきた

ネスレ　バリスタ５０を買ってきた。

前にドルチェゲストを使っていたが壊れたこともあり、最近はコーヒーはインスタントやペットボトルで済ませていたのだが、エディオンを散歩していたらコーヒーメーカーのところで、久々にコーヒーを入れてみようかなと思うようになった。

最初はこのような豆から直接挽くようなコーヒーメーカーを買おうかと思ったが、飲むたびにドリップのフィルターの交換や掃除も面倒臭そう。

買ってもそんなにやるだろうかとも思えてきた。

そしたら通路に何台か置かれていて、通常の本体に数量限定のエンジョイアイスセットをセットしたやつが「赤札在庫処分」ということで置かれていた。6500円。コーヒー（店頭売値500円相当）とミルクとオリジナル真空二層グラスがセットにされており、これらが1500円分くらいかと想定しても本体が5000円程度、一回居酒屋に飲みに行っても5000円はすぐに使うが、最近は

飲みに行くこともないし、5000円ならお試しするにはちょうどよいし、ということで買ってしまった。

ちなみにこれの１個上の機種はＷifiやコーヒーの残量検知機能が付いて8000円程度。つまり今回買った上記の機種はコーヒーの残量検知はないので時々自分で見なければならない。

コーヒーメーカーにWifiなど必要なのかと思うのだが、アプリに登録してコーヒーを飲めば飲むほどポイントがついてサービスがあるらしい。家族ならまだしも、そこまで必要ない。

とりあえず開梱してみる。

本体はこんな感じである。

裏は水をためる場所になっている。

水を入れてみたが漏れやすいということはない。

コーヒーの元はここに投入するらしい。

アイスセットのほうも開梱してみる。

早速投入してみる。直接カップに投入して極力外気に触れないようにしているらしい。

コーヒーの種類を見てみると、レギュラーソリュブルコーヒーと書かれていた。

レギュラーソリュブルとは何のことだ？　名前はレギュラーとあるけど見た目はインスタントのようだし、、、と調べてみると、意外なことがわかった。

ソリュブルとは「溶ける」という意味で、ネスレ独自の開発でインスタントに微粉砕したレギュラーの粉を混ぜて粉にしたものらしい。

インスタントは溶けやすいけど風味が落ちる、しかしレギュラーで粉を使うとドリップした後に残粉が残る、だからインスタントに粉を混ぜることで溶けやすく残粉も出ないしインスタントよりもおいしい、インスタントとレギュラーの中間のいいとこ取りのようなコーヒーらしい。

ネスレは新しく開発したこの原料を「レギュラーソリュブル」と新たに呼称してコーヒーに関連する協会などに働きかけたが、協会はこの製法で作ってもインスタント、また、それを知らないで買ってしまったユーザーからレギュラーではないのではないかというクレームも増えていることから、レギュラーの名称の使用は認めなかったらしい。

だからそれに不満を持ったネスレは、協会を脱退し、食品表示法などは守りながらも、「レギュラーソリュブル」という呼称を使っているということである。

なるほど！私もそこまでは知らなかった。

ネスレは協会を脱退してまでも自分たちの呼称を守りたかったのであろう。

こういった背景には、やはりインスタントの売り上げが低迷しているために起死回生の開発だったそうであるが、今やコンビニでもおいしいコーヒーが100円で飲めたりもしているし、コーヒーに関心を持ってもらおうとネスカフェアンバサダーなど定期的な売り方など積極的に展開していることは個人的にはよいと思う。

とりあえずアイスコーヒーを入れてみる。

うん、確かにインスタントよりもおいしい。

ちなみに一応カプチーノとカフェラテも作れる機能はある。カプチーノかカフェラテを作るときはこのミルクを先にコップに入れるらしい。どちらも原料は同じでミルクを蒸気で温め泡立てたものが「カプチーノ」であり(つまりは泡を楽しむ）、ミルクを蒸気で温めそのままエスプレッソに注ぎ入れたものが「カフェラテ」（どちらかというとコーヒー感を出してミルクも味わう）ということにはなるが、この機械でそこまでの差を見ることができるのだろうか？いったいどのように作るのだろうか?　というのが気にかかる。