今回は1泊2日で、最初に広島へ行って、姫路に戻りながらどこかの観光地を立ち寄るという流れをとっている。
最初は福山城へ行ってみようかと思っていたのだが、工事のため臨時休業中と出ており、いくつか調べた中からうさぎの島・大久野島へ行くことに決めた。
まず、大久野島は本州広島の竹原市(忠海)と四国の愛媛の間にある小さな島である。
休暇村というリゾートホテルが1件あり、観光客や従業員はそこで寝泊りしているので有人島とも言えるが、民家が建ってそこに常に誰かが居住しているというわけでもない。
大久野島はもともと、第一大戦で毒ガスを作っていた場所であり、ウサギが実験台に使われていたことで、そのウサギが繁殖し、今やウサギの島として観光地になっているというわけである。どこかに猫の島という観光地もあるが。
だからウサギは子供や若い女性に人気で、毒ガスに関する資料館や砲台跡も残っていることから、そういう戦争歴史が好きな人は見どころのある島なのである。
この島への行き方は、本州からであれば呉線の忠海駅を目指し、すぐそばの忠海港からフェリーまたは客船に乗って大久野島まで行くことになる。
舟は1時間に1本のペースで出ているが、フェリーと客船は時間が決まっていてフェリーの数は少ない。
フェリーは車を乗せることができる。(車両代は別途)。
つまり人間だけなら料金はフェリーでも客船でも変わらないので、1時間に1本なので早いほうに乗ればいい。車両を乗せて島を回りたい人はフェリーが回る時間に合わせないとNGということになる。
ここがお土産屋さん兼船のチケット売り場となっている。
お土産屋の中に船のチケットの自販機が置いてあるため、買い物客とチケットを買う客とで狭い店内が混雑する。
私は売店と自販機は分けたほうがよいのではと思うが。
朝9時代でもこんなに人が並んでいる。やっぱり人気なのだ。ちなみにこのくらいの人数でもフェリー、客船ともに乗れるので心配しなくていい。
ちなみに私は13時代にこっちへ戻ってきたが、13時代でもこのくらいの人が並んでおり、やはり人気なのだ。
フェリーの乗り込み。
フェリーで大久野島へ向かう。
大久野島へ到着。
なお、大久野島へ着いた段階では何もない。
右手にバスが見えると思うが、休暇村まで無料で載せていってくれる。
バスを使わないこともできるが、休暇村まで歩くと15分かかるらしい。
バスだと7分程度で到着する。
ただ、バスは船の下船客に合わせて出発するので、トイレに行っている暇はない。これを逃したら当分待つので、できれば早めにバスに乗って休暇村へ向かったほうがよいだろう。
ここがその休暇村である。もちろん宿泊もできる。
観光客でもレストラン、貸サイクリング、お風呂の利用は可能である。
休暇村付近から海を眺める。
南国風である。
第一ウサギ発見。死んでいるのではなく寝ているらしい。
第二ウサギ発見。やはりウサギも暑いせいか、木陰で休んでいることが多い。
大久野島の全系図である。興味のある方はこれを参考にしてほしい。
名称は物騒な名前だが、毒ガス資料館なるものがある。150円。
この古い建物も昔は毒ガスの研究所や貯蔵庫だったらしい。
ここも毒ガスの大型タンクを置く場所だったそうだ。
島の中央と北側には砲台跡地が残っているそうだが、それらを見学するには小さな山を少しばかり登らないといけない。
普段登山していた僕から見れば何でもない高さであるが、この暑苦しさの中では非常に堪える高さである。まさかこの暑さで登山することになるとは。
これも途中の山道で見かけたが地下に何か掘ってあり、その空気穴や煙突のようだ。
中部砲台跡地の概要。
弾薬庫や大砲の敷地などが昔のまま残されている。
昼間だからいいが夜はさすがに怖いだろうな、、、
これは発電所の跡地らしい。
ガラスはないし、中は何にもないが。
第三、第4遭遇のウサギである。
ウサギは触ってはいけない。また、手持ちのお菓子などをあげてはいけない。売店で売られているおやつ用の野菜は買ってあげてよい。
ウサギは人にはなれているが、餌をもらえている間はおとなしくて写真もとらせてくれるけど、食べ終わったら、もう用はない、という感じでどこかへ行ってしまう。餌をたべたらもう用はない、という感じがわかりやすい。
暑いこともあるせいか、今回はそんなに大量のウサギは見なかった。
ということで、ウサギの島の紹介であった。近くのかたは是非一度でも行ってみてほしい。
車のナンバーも遠いところは大阪や北九州ナンバーも止まってるのを見たので、やはり知っている人は知っているんだなと思う。
次は帰り道に岡山の倉敷に立ち寄るつもりであるが、途中で尾道ラーメンを食べる。尾道ラーメンは背油をたっぷりと入れたのが特徴らしい。






























