富士フィルムのX-T40に関する噂を調べてみた。

 

まず、過去のX-TXX系のカメラの発売状況を見ていると

  • X-T10:2015年 6月25日
    ・X-Trans CMOS II
    ・EXRプロセッサII
  • X-T20:2017年 2月23日
    ・X-Trans CMOS III
    ・X-Processor Pro
  • X-T30:2019年 3月20日
    ・X-Trans CMOS 4
    ・X-Processor 4
つまりはほぼほぼ2年置きに発売されているので、例年であれば今年にX-T40が発売されるだろう、という予測になる。
・・・が、昨今のカメラの市場を考えると必ずしもそうならないのではないか。
 
●まず、2020年10月でのX-T40に関する噂の記事
 
 
  • 富士フイルムは、3150万画素 APS-C CMOSセンサーと4300万画素 裏面照射型(BSI)センサーを使用しプロトタイプをテスト中である
  • 3150万画素センサーを搭載する最初のプロトタイプには、ボディ内手振れ補正(IBIS)が搭載されていない
  • なので手ブレ補正ユニットを採用していない新型センサーを搭載したカメラは、「X-T40」になりそうである

この記事による噂では、X-T40は画素数を上げた改良版でボディ内手振れ補正は搭載されない、ということを書いている。

 

●続いて2021年4月でのX-T40に関する噂の記事

 

富士フイルム「X-T40」試作機にはボディ内手ぶれ補正が搭載されている? | とるなら~写真道楽道中記~ (asobinet.com)

 

  • ボディ内手ぶれ補正を搭載した試作機が存在する
  • 同シリーズの更新頻度から2021年に登場する可能性
  • 最終的な生産ラインモデルに搭載されるかどうかはわからない

この記事によると、試作機にはボディ内手振れ補正(IBIS)が搭載したものが存在するが、最終的に採用されるかはわからない、とある。

 

 

●続いて2021年5月でのX-T40に関する噂の記事

 

富士フイルムから2021/2022に登場するXシリーズとGFXシリーズの新製品の噂まとめ。 | CAMEOTA.com

 

  • 「X-T40」と「X80」は、2021年に発売されない。
  • すでにお伝えしたように「X-E4」が2021年最後のXシリーズカメラだ。
  • 次に発売されるのは「X-H2」だ。
  • また「X-T4」はX-Trans CMOS 4センサーの最後のカメラになる。

2022:

  • 「X-H2」
  • 8K DCI/UHDビデオ対応
  • 新しいセンサーとプロセッサを搭載した最初のXシリーズカメラ
この記事によると2022年にX-H2が発売になり、「X-T40」と「X80」は、2021年に発売されない。と言っている。
 
 
●こちらも2021年5月でのX-T40に関する噂の記事
 
 
  • 一部の人が書いている「ボディ内手ブレ補正を搭載したプロトタイプの「X-T40」が現在テスト中で、「X-T40」は2021年に発売される」というのが本当かどうかを尋ねるメールを受け取っている。
  • 簡単に言うと、偽物の噂
  • 「X-H2」が8K動画対で2022年に登場
  • 2021年、Xシリーズはもう登場しない。
  • 「X-H2」は、新しいセンサーと画像処理エンジンを搭載した最初のカメラになる。
  • 「X-E4」が最後の2600万画素のXシリーズカメラ。
  • 2021年に「X-T40」は登場しない。「X80」やその他のXシリーズも登場しない。
  • 注意:「X-T40」が登場しないと言っているのではない。私が言っているのは、
  • 2600万画素のX-Trans4を搭載した「X-T40」や「X80」は発売されない (X-E4は最後の1台)
  • 「X-T40」または「X80」が発売される場合は、新しいセンサー/プロセッサが搭載され、「X-H2」と同時またはリリース後の2022年に発売されるだろう。
 
これらの記事は噂で断定もできませんが、ここまで情報が出てきているということは、ほぼこれに近いのだろうと推測します。
●要は8K動画をメインとした、新型センサーを搭載したX-H2が2022年に発売される
  ボディ内手振れ補正を搭載した試作機とは、おそらく、X-H2のこと。
X-T40は、X-H2と同時かその後に、新型センサーを搭載した廉価版として発売するだろう
X-T40にボディ内手振れ補正は搭載されない可能性が高い。
 
私は、ここまで情報が出てきたのならこの噂を信じます。
ボディ内手振れ補正を搭載したのはX-T4と、その廉価版のX-S10があるわけで、X-T40のボディ内手振れ補正を積んだらお互いが食い合ってしまいます。
画素素を上げた新型センサーの高級版と廉価版というように分けたほうが切り分けはできそうです。
 
となると、私自身は、画素数を上げられてもPCの容量を食うだけだし、画素数を上げると1画素あたりの面積が小さくなって、夜間での撮影が気がかりです。なので、これ以上の画素数アップは望んでいません。
 
となると、裏面照射で2600万画素X-T30をいかに早め目に抑えるか、後は自分の決断次第、となりそうです。
ちなみにざっくりとカメラ店のHPを見ましたが、X-T30系は「在庫小」と書かれたお店がだいぶ多くなっています。
もちろん結果の保証はできませんが、これらの記事を信じ、早めにX-T30を確保したい方は、そろそろ動いたほうがよいかもしれませんね。
 
しかし、裏面照射2600万画素で手振れ補正なしのX-T30と、同じ裏面照射2600万画素で手ブレ補正ありのX-S10を比較した場合、X-S10のほうが3~4万ほどお高いですが、どちらを選択すべきか悩みそうです。