最近のカメラは塗装にシルバーを施したものが多くもなったのだが、一昔前のPENATXはブラックが基本色で、シルバー塗装のものはいわゆる「特別仕様」的な位置付けで発売されていた。ただ、そういう特別仕様的な商法というのも、最初の数年は、物珍しさに買い替えの購買意欲をそそる手法ではあるが、そう長いことやっても続かない。
とはいえ、メーカーの戦略でブラックのみとなるか、シルバーを標準色として出すかはその時々で変わってくる。



PENTAX K-1はブラックで購入した。元々はブラックしかなかったこと(後に数量限定でシルバーが発売されたが)でブラックを購入した。




PENTAX KPは最初からブラックとシルバーが用意されていたので、黒ばかりでは味気ないのでシルバーで買った。

レンズ系は、ブラックしなかないものはブラックで、どちらか選べるものはシルバーで買い揃えてきた。

そこで、暇なので個人的なお遊び的なことにもなってしまうが、ちょっくら、色の組み合わせをやってみる。



PENTAX KP/HD DA15mm F4 Limited


PENTAX KP/HD DA21mm F3.2 Limited


↑どちらもシルバー×シルバーの組み合わせで、やはり、シルバーはシルバー同士で統一したほうが恰好いい。



次は、K-1とFA Limitedで試してみる。
K-1は2016年購入で当時ブラックしかなかったのでブラックで買わざるを得なかったのだ。



FA Limitedは2007年~2008年頃に購入して、K-1よりももっと前に購入しているのだが、その時はシルバーが珍しかったのでシルバーで購入した。いつか、シルバーボディを購入するに至ったときにちょうどいいだろう、と。だけどなかなかボディ側がシルバーに当たらない。



PENTAX K-1/FA31mm F1.8 Limited


PENTAX K-1/FA43mm F1.9 Limited


PENTAX K-1/FA77mm F1.8 Limited

う~ん、まあ全く合わない、ということもないのだが、やはりブラックはブラック同士が、シルバーはシルバー同士が一番しっくり来るのかもしれない。

ちなみにK-1のシルバーは数量限定で発売され、いま中古で探すとわずかながらも出てくるのだが、約18.5万前後で売られている。
今のブラックK-1を売却してシルバーK-1に入れ替えても追加で11~12万の出費になることは確実で、シルバーに入れ替えるだけのためにその出費も躊躇してしまう。


ちなみに、PENTAX KPとFA Limitedを組み合わせるとこうなる。


PENTAX KP/FA31mm F1.8 Limited


PENTAX KP/FA43mm F1.9 Limited


PENTAX KP/FA77mm F1.8 Limited

うん、やはりシルバーはシルバー同士が恰好いい。
ただ、FA Limitedはフルサイズ設計で、APS-C設計のKPで使用すると焦点距離がx1.5倍となる。すなわち、

FA31mm⇒47mm
FA43mm⇒65mm
FA77mm⇒116mm
※少数桁第一位は四捨五入

となって望遠側主体での使用になってしまい、あんまり使うことがない。

とはいえ、PENTAX KPを持ち出すときはHD DA15mmや HD 21mmの広角レンズもあるので、メインはこれに置きながら、望遠側単焦点と割り切るなら、持ち出せる。
FA Limitedが脇役的な存在になってしまうが。