8/25からNETFLIXでアメリカ版デスノートを公開しているというので早速見てみた。

結果、ビミョー・・・

 

・人が死ぬシーンは頭が潰れて飛んだり、グロテスク描写が主で、デスノートの恐怖というよりは、グロ描写で恐怖を煽っている

・主人公となるライトがデスノートを手に入れたあと、すぐに友達の女に秘密をペラペラと喋り出す

・同じく主人公のライトがデスノートの秘密を大声でしゃべりながら人混みの中を走っている

・探偵のLがライトを追いかけライトは逃げるが、無駄にその時間が長い上に探偵のLは感情任せで何も考えていない

・探偵のLが、拳銃を使ってライトを殺し解決しようとする

・探偵のLが、ワタリを殺された恨みにぶちまけてデスノートの切れ端を使おうとする(結局使わなかったようだが)

・死神がやりたい放題で観覧車を壊す

・日本版デスノートは一度名前を書かれたら死ぬ、それは取り消せないという設定だったが、アメリカ版では燃やすと取り消せることになっている。

ライトは相方の女にデスノートに名前を書かれてしまったが、燃やすように仕向けて実際に取り消しにしていること、ライトが観覧車から落ちたが「犯罪者の医者が通りかかり蘇生させる」と書いたことにより助かっている。

助かるんならデスノートの意味はない。

・日本版では正義感が強く最後までライトと対立した警察官の父親は、最後の方ではライトの味方のようになっている

 

 

というように、原作・日本版で見られた頭脳戦という展開は微塵も見せない。

これは、やはりお国柄ということもあるかもしれません。

アメリカはグロ描写やVFXが得意で銃社会、だからグロ描写で銃で解決しようとする。

日本はあまり特殊技術は得意でないけど、心理戦や頭脳戦というところで面白くしている。

 

日本版のような頭脳戦を期待している人は、アメリカ版デスノートは見ないほうがよさそうです。