シェーバーのブラウンに手を出してしまいました。
私は
パナソニック→自宅用
日立→会社用
にしていますが、前にパナソニックの買い替えで日立に手を出したら、日立は今一歩だったので、強引に日立は会社のストックにしたという経緯があります。
すると自宅用のパナソニックは古いままになるので、今回はその入れ替えで量販店で見ていました。
私はブラウンは全体的に高い、その割にはさほど良いという印象は持っていなかったので、パナソニックの後継で製品を見ていたら、オッサンの店員に声を掛けられる。
オッサン「よろしければご紹介しましょうか」
私「いえ、私は毎回パナソニックと決めているので大丈夫です」
オッサン「(しつこく)ブラウンやフィリップスも紹介できますよ」
私「フィリップスは以前使ってダメだったのでいらないです。ブラウンよりもパナソニックの国内ブランドのほうが日本人向けでよいと考えてます」
オッサン「そういうことでしたら話をちょっとだけ聞いてください」
オッサン「パナソニックは5枚刃ですけど、ブラウンは刃が多ければ剃れるもんじゃないという考えなんです。振動があるほうが剃れるという考えで、これを見てください」
すると、ケースに入ったビーズみたいなものを持ってきて、パナソニックとブラウンを交互に当てる。
すると、パナソニックのシェーバーはそのビーズが少ししか動かないけど、ブラウンのシェーバーはビーズがよく動く。
オッサン「これがパナソニックとブラウンで違うところで、この振動が剃りに違いが出ます」
私「剃れても、肌荒れが気になるんですよね。私は意外に髭が濃くて肌が弱いので、それを両立させる機種を探してて。パナソニックが日本人向けでよいと考えているんですけど」
オッサン「大丈夫です。振動がある分早く剃れますし、逆に肌に強く当てることも少なくなります。パナソニックさんだと振動が少ないので逆に肌に強く当ててしまいますよ」
このオッサン、妙にブラウンをヨイショするけど、ブラウンの回し者?
私「実際に剃ってみてもいいですか?」
と断って展示品で軽く剃ってみる。
特別悪いという気はしない。
私「う~ん。しかしコストも気になりますよね。ブラウンは替え刃がけっこう高かったですよね」
オッサン「高いのには理由があって、他社さんでは刃をプレスで作ってますが、ブラウンは鍛造?で1枚1枚作っています。少しお高いですが剃りにはきっと違いが出ます」
私「洗浄液のコストもかかるんですよね」
オッサン「確かに洗浄のコストもありますが、1か月500円程度です。しかし少し費用がかかる分洗浄の効果もよいですよ。」
このオッサン、僕が否定的な話を出すとよい方にプッシュするけど本当にブラウンの回し者?
私「う~ん、わかりました。そこまで言われるなら試しに使ってみましょう。これを一台ください」
オッサン「ありがとうございます」
ということで、今ままでブラウンには否定的で使ったことがなかったので、オッサンに騙されたと思って9280Cを3万円で買ってしまいました。
似たようなパナソニックの機種と比べても5千円くらい高い。
・・・・がっ!!
騙されたと思って買ってきたこのシェーバーが、実際に使ってみると、けっこう剃れるし、肌のヒリヒリも限りなく少ない。
パナソニックでも新しく買ったときはヒリヒリがひどかったですけど。
パナソニック5枚刃のように頭でっかちじゃないし、 アルコール洗浄もけっこう綺麗。
意外に気に入ってきたかもしれない!?




