初めて一眼レフデジタルカメラというものを購入しました。
購入の動機は三つ。

・最初はカメラというものが長続き続きするかわからなかったので、レンズ一体型のFZ30を使っていましたが、意外とはまりこんでレンズを交換してみたくなった
・画質をよくしたいと思った
・モデル撮影会のため

3番目の理由は、モデル撮影会というものに出てみたくなったのですが、普通のコンパクトカメラで参加してよいものか悩んだのですね。他の方は一眼を使っているのではないかと。私だけ安いカメラを使っていたら恥ずかしいんじゃないかと。

モデル撮影会のHPにはコンパクトカメラでもお気軽にご参加くださいと書いてありましたけど・・・
裏サイトを見ていたら、「コンパクトカメラ使う人は邪魔」みたいな書き込みを発見したので・・・そういうことも含めて購入してみたわけです。


PENTAXから満を持して発売されたデジタル一眼レフカメラK100D。istDL,istDS,istDS2,istDL2と続き、転換期には必ず取り入れてきたKからネームをとってK100Dと命名。600万画素CCDと磁石式手ぶれ補正を内蔵し、また価格が安くこれからデジタル一眼レフを始めようという方にも求めやすいカメラです。



◎商品特徴
・磁石駆動式ボディ内手ぶれ補正内臓。レンズを選ばず、K100Dに装着できるレンズならどんなれんずであっても手ぶれ補正できれいな写真が撮れる。
・超高感度ISO3200で動きの早い被写体も夜景ポートレートもきれいに撮れる。
・高画素だけにとらわれず、誰にも使いやすく高画質な絵が得られる大型APS-Cサイズ600万画素CCD搭載。
・撮影する前に液晶画面でチェック。デジタルプレビュー搭載。
・11点オートフォーカス搭載。
・単三式乾電池に対応し、いざというときのバッテリー切れも安心。

私がしばらくDMC-FZ30を使っていて、ふと目にしたカメラがPENTAX K100D。K100Dは2006年7月14日発売のカメラで、本体価格79800円、更に本体に標準レンズSMC DA 18-55mm F3.5-5.6のレンズキットで89800円という画期的な価格設定で登場。しかもボディ内手ぶれ補正を内蔵して小型軽量という以前からのPENTAXの小型軽量というカメラを引き継いだものでした。この当時の時代背景ではソニーが旧コニカミノルタのカメラ事業を引き継いでソニーブランドでのカメラα100を登場しています。α100もボディ内手ぶれ補正を内臓していましたがそれでも10万円弱、キャノンのIXY DIGITAL NやNikonのD50でも手ぶれ補正を内臓せず10万円弱の値段でしたので、それと比較してもK100Dは非常にコストパフォーマンスがよいカメラだと言えます。いつかデジタル一眼レフに転進しようと考えていた自分にとっては、購入しやすかったため迷わず即決でK100Dを購入したのでした。

K100Dを使用してみて、とにかく一眼レフの画質のよさに驚かされる。コンパクトデジカメはせいぜい1/1.8サイズの小さなCCDであるが、一眼レフクラスになるとAPS-Cサイズ23.5mm×15.7mmの大型CCDを搭載しているためとにかく画質がよい。すでに1000万画素CCDへ突入した時代に600万画素は少ないかもしれないが、余計に多い画素数はメモリーを消費するしパソコンでの処理にも負担をかける。また高感度撮影時のノイズを増やす原因にもなっている。
手ぶれ補正の効果も絶大で、どんなレンズも選ばないでその効果を実感できるのはよいところ。CanonやNikonはレンズに光学式手ぶれ補正を内臓しているが、手ぶれ補正はそのレンズでしか使えず、しかも高価であるという欠点を持つ。
また電源駆動を単三型乾電池にしたのは正解で、エネループを使用すれば何回も安価で繰り返し使用でき、いざという時のバッテリー切れでも市販のアルカリ電池で撮影できるのは利点である。
ファインダーはペンタミラーでありプリズムには若干劣るが、それでも視野率は比較的明るいほうであるだろう。
逆に欠点としては、オートフォーカスは前機種istシリーズより早くなったとはいえまだまだの余地がある。これは出きる限り改善して欲しい。またコスト削減のため外観のプラスティックは安っぽいためもう少し改善して欲しい。しかしながら、価格的に十分な機能がK100Dには取り込まれているため、意外に欠点は少ない。
ただ一つの難関は、一眼レフはレンズを思い通りに交換できるのが醍醐味である。PENTAXのブランド認知とシェアの問題から、レンズメーカーが発売するレンズの種類、店舗での在庫数は少なく購入には非常に苦労する。ペンタックスにはパンケーキレンズと言われる非常に薄い単焦点レンズ三姉妹が出揃っているが、なんとかブランド力を改善してほしいところである。K100Dを使い始めてから、以前のDMC-FZ30はめっきり出番が減りました。やはりCCDのサイズが、いかにネオ一眼とキャッチフレーズを振ろうとも所詮はコンデジは1/1.8インチ、一眼はAPS-Cサイズ、画質は歴然としています。今はFZ30を手放すべきか、使わずとも持っておくか思案中・・・・。

◎仕様
型 式:P-TTLストロボ内蔵 TTL AE・AF一眼レフデジタルカメラ
有効画素数 :610万画素  撮像素子 総画素数631万画素 原色フィルター/インターラインインターレーススキャンCCD/サイズ:23.5×15.7mm
記録画素数:JPEG:6M(3008×2000 ピクセル)、4M(2400×1600 ピクセル)、1.5M(1536×1024 ピクセル) RAW:6M(3008×2008 ピクセル)
感 度:AUTO、200、400、800、1600、3200(標準出力感度)
記録方式:RAW、JPEG(Exif 2.21)、DCF準拠、DPOF対応、PRINT Image Matching III対応
画質:RAW(12bit)、JPEG:★★★(S.ファイン)、★★(ファイン)、★(エコノミー)
記録媒体:SDメモリーカード
ホワイトバランス:撮像素子によるTTL方式
オート、太陽光、日陰、曇天、蛍光灯(D:昼光色、N:昼白色、W:白色)、白熱灯、ストロボ、マニュアル
ファインダー:ペンタミラーファインダー、ナチュラルブライトマットIIスクリーン
視野率96%、倍率0.85×(50mmF1.4・∞)、視度調整機構付(-2.5m-1~+1.5m-1)
フォーカシングスクリーン固定式
液晶モニタ: 2.5型 約21万画素、低温ポリシリコンTFTカラーLCD、広視野角タイプ、 明るさ調整機能付
プレビュー:デジタルプレビュー/光学プレビュー
再生機能:1コマ、9画面、拡大(最大12倍まで、スクロール可)、回転表示、スライドショウ、ヒストグラム、白飛び表示
デジタルフィルタ:白黒、セピア、カラー(18種類)、ソフト(ソフト量を3段階に調整可能)、スリム(±8段階に調整可能)、明るさ(±8段階に調整可能 )(すべて再生時)
オートフォーカス:形式:TTL位相差検出式
測距センサー:SAFOX VIII(11点測距)
AFモード切替:<ピクチャーモード/オートピクチャーモード時>「動体」選択時のみコンティニュアスAF(AF.C)で、他のモード時はシングルAF(AF.S)に固定 <シーンモード時>「キッズ」「ペット」選択時のみコンティニュアスAF(AF.C)で、他のモード時はシングルAF(AF.S)に固定
<P/Tv/Av/M/B時>
MENU内の撮影設定で、AFモードをシングルAF(AF.S)/コンティニアスAF(AF.C)に切り替え可能
AFエリアは、オート/セレクト/中央の切り替え可能、スーパーインポーズあり、内蔵ストロボによるAF補助光可能
露出制御 測光方式:TTL開放16分割測光、中央重点測光、スポット測光、測光範囲EV1~21.5(ISO200・50mmF1.4)
露出モード:オートピクチャーモード、ピクチャーモード (人物、風景、マクロ、動体、夜景人物、ストロボオフ)、シーンモード(夜景、サーフ&スノー、テキスト、夕景、キッズ、ペット、キャンドルライト、美術館)、プログラム自動露出、シャッター速度優先自動露出、絞り優先自動露出、マニュアル、バルブ
露出補正:±2EV(1/2EVステップ 、1/3EVステップ選択可能)
AEロック ボタン式(タイマー式:カスタム設定で設定した測光作動時間の2倍)、シャッターボタン半押しで継続
シャッター 電子制御式縦走りフォーカルプレーンシャッター
オート:1/4000秒~30秒(無段階)、マニュアル:1/4000秒~30秒
(1/3EVステップまたは1/2EVステップ)、バルブ
ドライブモード 1コマ、連続、セルフタイマー(12秒後、2秒後)、オートブラケット、リモコン(即、3秒後)
連続撮影:約2.8コマ/秒、JPEG(L・★★★):5コマまで RAW:3コマまで
内蔵ストロボ 形式:オートポップアップ機能付P-TTLストロボ
ガイドナンバー15.6(ISO200・m)・ガイドナンバー11(ISO100・m)、28mmレンズの画角(35ミリ判換算)をカバー、同調速度1/180秒、赤目軽減機能付、メニュー設定により-2~+1EVで発光量調整可能
シンクロ ホットシュー、同調速度1/180秒、P-TTLシンクロのみ対応、ハイスピードシンクロ・ワイヤレスシンクロ可能(対応外付ストロボをマスターまたはコントロール発光させる場合)
カスタムファンクション 1.ノイズリダクション 2.露出設定ステップ 3.感度AUTO時の調整範囲 4.ISO感度警告表示 5.測距点と露出の関連付け 6.測光作動時間 7.AFロック時のAE-Lボタン8.撮影可能枚数表示 9.撮影時のOKボタン 10.マニュアル露出時のAE-Lボタン 11.スーパーインポーズ 12.リモコン時のAF 13.Sレンズ使用時のフォーカスインジケーション14.絞りリングの使用15.充電中のレリーズ 16.プレビュー方式 17.拡大再生の開始倍率18.マニュアルホワイトバランスの測定 19.色空間
手ぶれ補正 撮像素子シフト方式
時計機能 ワールドタイム:世界70都市に対応(28タイムゾーン)
記録フォルダ フォルダ名:標準/日付の選択可能
電 源 CR-V3リチウム電池2本、単3形電池4本(リチウム電池、ニッケル水素充電池、アルカリ電池)、ACアダプター
バッテリー寿命 撮影可能枚数:ストロボ発光なし:約730枚、ストロボ50%発光:約630枚
再生時間:約700分
※新品のCR-V3使用、23℃、撮影枚数はCIPA規格に準じた測定条件による目安ですが、使用条件により変わります。
入出力ポート USB/ビデオ端子、外部電源端子、外部レリーズ端子
外部インターフェース USB2.0(ハイスピード)インターフェース
ビデオ出力方式 NTSC/PAL
PictBridge <対応プリンター>“PictBridge”対応のプリンター
<印刷モード>1画像印刷、全画像印刷、DPOF指定印刷、用紙サイズ指定、用紙タイプ指定、印刷品質指定、ふち指定
<用紙タイプ指定>★★★、★★、★、プリンター指定
<印刷品質指定>★★★、★★、★、プリンター指定
<ふち指定>あり、なし、プリンター指定
レンズマウント ペンタックスバヨネット KAFマウント(AFカプラー・情報接点付)
使用レンズ KAF2(パワーズーム不可)、KAF、KAマウントレンズ
大きさ 129.5mm(幅)×92.5mm(高)×70mm(厚) (突起部を除く)
質量(重さ) 560g(本体のみ)、635g(CR-V3 2本、SDカード付)、655g(単3アルカリ形電池4本、SDカード付)
付属品 USBケーブル I-USB17、ビデオケーブル I-VC28、ストラップ O-ST53、MEファインダーキャップ、アルカリ単3形電池4本、ソフトウエア(CD-ROM)S-SW53、アイカップFO、ホットシューカバーFK
同梱ソフトウエア
(S-SW53) PENTAX PHOTO Browser 3 、PENTAX PHOTO Laboratory 3
対応言語 日本語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、スウェーデン語、オランダ語、イタリア語、ロシア語、韓国語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)