北九州の門司港にある鉄道記念館です。筆者は鉄道ファンではないので詳しいことは解りませんが、昔懐かしい鉄道関連グッズを見ることが出来ます。門司港へ来たら鉄道ファンでなくとも一度は是非寄ってみたい施設です。



TAMRON 28-75mm F2.8のレンズを購入して、次週のモデル撮影会でテストしようと考えておりましたが、待つのも退屈なのでついつい撮影に出かけました。全体的に柔らかな絵作りで抜けるような透明感と美しい背景のボケがいいですねえ。

※写真は全てPENTAX K100D/TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di ASPHERICAL MACROにて撮影。
※容量の都合により多少圧縮・画質変更をしています。

↓旧0(ゼロ)マイル標
九州鉄道会社が明治24年に開業したときに、九州鉄道(鹿児島本線)の起点と定めたところ。その後大正3年に駅が現在の位置に移り、それに伴って起点も移転したが、記念館開館にあわせて旧0マイル標として再現された。




↓日本国有鉄道 59634号
製造初年:1992年、製作会社:川崎造船所
9600型は初の国産貨物機関車で770両が作られる。九州全域で活躍し、キュウロクの愛称で親しまれる。この機関車は昭和49年に米坂線から後藤寺機関区に転属となり、その番号から「ごくろうさんよ」とファンの間で呼ばれる。









↓日本国有鉄道 C59 1号
製造初年:1941年、製作会社:汽車製造
東海道、山陽本線の主力機関車として登場。昭和31年に門司に配属、寝台特急「あさかぜ」、急行「雲仙」などに使用され、昭和37年に熊本に転属。昭和40年の熊本電化が完成し廃車となり、廃車までに地球62週分を走行。









↓日本国有鉄道 FE10 35号
製作初年1941年、製作会社:東芝
関門トンネル開通時にこの区間だけが電化となり、トンネル専用のFE10が配属された。昭和36年に九州側が交流、本州側が直流の電化となり、交直両用機関車に役目を譲ることになった。その後、本州各地では昭和54年まで使用される。




↓日本国有鉄道 キハ07 41号
製造初年:1937年、製作会社:日本車両
戦前の代表的な機械式(クラッチ式)気動車で、連結時は双方の運転士が合図しながら走っていた。昭和27年にディーゼルエンジンに変更。戦前に製造された同型車で原型を保っているのはこれだけである。(車内見学OK)








↓日本国有鉄道 ED72 1号
製作初年1961年、製作会社:東芝
北九州電化で使用する交流電気機関車として登場。暖房用ボイラーを載せているため、車長が長く中央に動力の伝わらない中間台車があるのが特徴。この車両は試作機関車で同型機とは若干趣が異なっている。




↓日本国有鉄道 クハ481-603号
製造初年:1969年、製作会社:日本車両
昭和33年に登場した電車特急「こだま」型の発展型で、熊本電化にあわせて登場したのが交流・直流の両方で運転できる481系。九州では特急「にちりん」、「かもめ」、「ありあけ」、として使用されていた。(車内見学OK)






↓日本国有鉄道 クハネ581-8号
製造初年:1968年、製作会社:日立製作所
世界初の寝台電車特急「月光」としてデビュー。昼間は座席特急としても運転できる特急用車両。昭和45年には「つばめ」、「はと」などの関西、九州間特急に使用。昭和59年には普通電車に改造され、平成12年まで活躍。(車内見学OK)






↓日本国有鉄道 セラ1239号
製作初年:不明、製作会社:不明
九州の石炭車の歴史は九州鉄道が開業時にドイツから7トン積み15両を輸入したことに始まる。その後、国産車も加わり昭和34年には全国で8000両を超えている。この車両は17トン積のホッパ車で石炭専用の底開車になっている



なお、私が生まれ育った場所は元々石炭産業だったので、子供の頃にはこの石炭を運ぶ車両が普通に田舎を走っていた

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