PENTAXのDA FISH EYE 10-17mm F3.5-4.5 EDというレンズを買ってみた。
カメラのキタムラで通常10%引き+5%引きに加え、更に歳末特価で8%引きとのことで、他よりも値段が安かったことが目に引いて買ってしまった。






※写真は2010年に入れ替え

FISH EYEレンズは魚眼レンズと言われ、画面中央部が湾曲して描写する非常に個性的なレンズである。
このレンズの使い道はよくわからないふが、うまく使えば超広角でワイドな絵が撮れるようである。ただ、撮るだけではただの湾曲した絵になってしまい、撮影者がどのような意図で撮ったものかわからないものになってしまう。
撮影者の意図で表現がどうとでもなるレンズなのである。
メインがポートレートなので、ポートレートで使う用途があるのか不明だが、とにかく使ってみるしかない。

まとめ
・造りはキットレンズと同じような仕上がりで、質感は普通レベル
・頻繁に触っていると指紋や汗、油脂分が目立つ
・SPコーティングが施してあり汚れを拭き取りやすい
・ボディ内モーターのためくAFの駆動音はどうしても発生する
・AFはあまり迷うこともなく、このレンズについては特に不満はない。
・思った以上に近接できる。
・中央部が歪んで写るという個性的な描写をするため、撮り手のスキルに依存するレンズ
 作例のようにうまくいくと非常に広角で広い範囲や、地球のカーブを創造するような風景が撮れる。
・発売からかなりの年数もたっているため、そろそろHDコーティングや簡易防滴などへの改良があってもよいように思える(2016年3月追加執筆)

【作例】

↓PENTAX K-3 / FISH EYE 10-17mm F3.5-4.5





↓PENTAX K20D / FISH EYE 10-17mm F3.5-4.5






↓PENTAX K10D / FISH EYE 10-17mm F3.5-4.5



メーカーHPより抜粋
最大180度の広い画角と湾曲した独特の描写が魅力。個性が光る魚眼ズームです。
画面中央部が大きく写り、周辺部が湾曲する特殊な描写。そして最大180度のワイドな視界。
その特徴を生かして、個性的な作品づくりに挑みたいレンズです。
レンズ先端から約2.5cmの近接撮影ができ、遠近感とデフォルメ効果をいっそう強調することも可能。画面中心を通る直線は歪まないという特性をうまく生かすことが作画のポイントです。

■特長
180°~100°の画角を持つ フィッシュアイズーム
180°(焦点距離10mm時)の画角は人間の視覚をはるかに超えた世界。強い遠近感とパンフォーカス効果で、広い世界を写し込めます。ズームにより魚眼の効果をコントロールできるのも魅力。
EDガラスとインナーフォーカスを 採用した高性能光学系
ED(特殊低分散)ガラスを採用し、結像性能を低下させる色収差を良好に補正。周辺部まで色のにじみがない高品位な描写性能を実現。インナーフォーカスシステムとあいまって、高画質と小型軽量化を両立させています。
ペンタックスデジタル一眼レフ専用のDAレンズ
イメージサークルを23.5mm×15.7mmのCCDサイズに合わせた設計。絞りリングを省いたシンプルな設計のレンズです。
シームレスなAF/MF切り替え操作
Quick-Shift Focus System。AFで合焦後、ピントリングを回せば直ちにMFに移行。切り替え操作の手間がなく、スムーズに操作できます。
レンズ表面を保護するSP(Super Protect)コーティングを新採用
撥水・撥油性のある特殊コーティングをレンズ前面に採用。汚れがつきにくく、レンズ面の保護に効果を発揮します。

■仕様
画角[度] 180~100
構成枚数[群*枚] 8・10
最小絞り[F] 22~32
最短撮影距離[m] 0.14
フィルター径[mm] -
最大径×長さ[mm] 68×71.5
質量 (重さ)[g] 320