私は普段一眼レフ使いですが、一般のみなさんが使われるコンパクトカメラと一眼レフの差はどれだけあるのか。
しかしこの場合、車で言えば軽自動車と普通車を比べるようなもので、土俵が違うので本来は比べるものでもないかもしれません。
でも、画質の差を見ることで少しでもデジタル一眼の普及が進めばよいとは思いますね。

比較するのは、左がPENTAX Q10、撮像素子にコンパクトカメラ同じ1/2.3型を採用しています。
右はPENTAXの最新の中級機K-3で、撮像素子にAPS-C(23.5×15.6mm)を採用しています。


撮像素子のサイズは雲泥の差・・・・・

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なるべく条件を同じにしていますが、レンズと焦点距離は同じにできませんのでご了承ください。
撮影条件はほぼ同じで、WB:AWB、SS:1/400sec、絞り:F8.0、ISO200で統一しています。

レンズはPENTAX Q10が01Standard ZOOMで、焦点距離は35mm換算で約46.7mm、

PENTAX K-3はHD 35mm F2.8 Macroを使用し、焦点距離は35mm換算で52.5mmということで、
焦点距離は同じにはなりませんがほぼ近いところで合わせています。


↓Q10の全体写真




↓K-3の全体写真


やはり撮像素子の大きいK-3が色合いが深く出ております。




↓Q10の部分切り出し




↓K-3の部分切り出し


やはりK-3のほうが鮮やかで、窓ガラスのフレームもくっきりと写ります。




↓作例② Q10の全体写真




↓作例② K-3の全体写真






↓Q10の部分拡大





↓K-3の部分拡大




K-3のほうが屋根瓦や避雷針の解像度が高いことがわかります。

これがコンパクトカメラとデジタル一眼の違いではっきりと出ています。
なので、一眼レフを使いこなせないと思っていても、ちょっとカメラを一眼レフに換えるだけで、本当に画質が極端に異なってきます。


難点は、やはりカメラのサイズや重さがネックになるわけですが・・・そこは、やはりこだわる人は、どちらも所有して、シーンに応じて軽いほうと重いほうを使い分けるわけです。


しかし改めて見るとこんなに違うのか・・・・