今日は初めて、九州新幹線に乗りました。
九州新幹線の鹿児島ルートは、博多－鹿児島間の新幹線で、2011年３月に全線開業になっております。
通常、博多から私の帰省予定の大牟田に行くには、JR在来線か、私鉄の西鉄電車で行くことになります。
新幹線の開業で新大牟田駅ができて、大牟田までの帰宅が早くなる・・・と思いきや、ところが、そうは簡単にいかなかったのです。
九州新幹線鹿児島ルートは、鳥栖、久留米、船小屋までは在来線の駅と並行してできたのですが、船小屋から熊本までのルートは、海岸線に沿ってカーブする在来線とは並行せず、直進する形をとったため、大牟田と玉名については、中心部の駅とは離れたところに、新大牟田駅として駅を造ってしまったのです。
できれば在来線と並行して作ってほしかったのですが、多分コストを少しでも安くするためには仕方なかったのでしょう。しかし、そのために新幹線の新大牟田駅というのが、とんでもないド田舎に立ってしまい、アクセスが遠くなってしまったわけです。さらには大牟田も玉名も新幹線開通による恩恵をほとんど受けていない。
私の自宅から在来線の大牟田駅まではバスで20分もあれば着くのですが、既存の大牟田駅から新幹線の新大牟田駅までは１時間に１本のバスしかなく30分程度はかかるしかもバスはせいぜい19時程度まで。つまり新幹線に乗るために待ち時間も含め９０分もかかってはとても利用しようがない。
ということでほとんど新幹線は利用することがなかったのですが、一度は体験しておきたいということで、乗ってみました。
車両数はせいぜい6両程度、座席も左右４列。室内は木を基調としたモダンな感じです。ちょっと豪華に見えるかもしれません。足もともゆったり。
走行は静かで安定していました。
シンプルで豪華にしている反面、説明書きは極めて少ないです。座席テーブルがないと思っておりましたが、後から聞いたところ、肘掛の下についていて下から引き出すタイプではと聞きました。ああ、なるほど。
