満蒙開拓・高社郷開拓団の集団自決の悲劇を繰り返さないために~今日東山公園で慰霊法要~
現在の中野市や下高井郡から旧満州(中国東北部)に渡り、敗戦直後の集団自決で500人以上が犠牲になった高社郷(こうしゃごう)開拓団の慰霊碑の建つ、中野市東山公園で、関係者が集まり、「令和6年満州開拓殉難者慰霊法」が行われました。
この慰霊法要には、元団員の滝沢博義さん=長野市川中島町も参加しました。
慰霊法要は、実行委員長の篠原孝衆議院議員のあいさつ、読経焼香、来賓として参加した近隣市町村長を代表して中野市長が来賓あいさつ、受付で無料配布された、満蒙開拓団員の引き上げに尽力した飯山市出身の丸山邦雄のことを書いた飯山市教育委員会刊の「ユートピアをめざして<丸山邦雄物語>、「漫画 丸山邦雄物語~ユートピアをめざして」の書籍紹介を飯山市長が行い、引き続き、高社鄕生還者の滝澤博義さんが慰霊の言葉を述べました。
この後、北満の地の方向にあたる北信五岳の斑尾山の方向に向かって黙祷。
さらに、唱歌故郷を全員で斉唱し、次世代を担う地元高校生からの言葉が、地元、中野西高等学校の生徒代表からありました。
なお、地元生徒代表の言葉は続報します。