篠ノ井線の篠ノ井駅~松本駅間には2カ所のスイッチバックが現存しています。田植え後の棚田を見ること。松本市縄手通りの「かえるまつり」と松本城を見ることが目的で、篠ノ井線に乗車して来ました。 
篠ノ井線には、姨捨駅と、姨捨駅~稲荷山駅間にある桑ノ原信号場の2カ所にスイッチバックが現存しています。
スイッチバックは、鉄道が急勾配を克服するため、勾配をジグザグに登り、列車を前後進させ高度を稼ぐ「折り返し型スイッチバック」。もう一つは、日本で圧倒的に多い、勾配の途中に水平の停車場を設けた「通過型スイッチバック」。
 この「通過型スイッチバック」の現存する篠ノ井線に乗車して来ました。
 篠ノ井線は、塩尻と~篠ノ井(しののい)間を結ぶ全長66.7㎞の路線ですが、松本~篠ノ井間は、高低差229mの山岳路線として知られ、連続する勾配途中に水平な停車場を設けるため分岐線を列車が折り返す「通過型スイッチバック」が2カ所のスイッチバックが現存しています。
 それは、姨捨駅と、姨捨~稲荷山間にある桑ノ原信号場の2カ所です。
 過去には廃止された潮沢(うしおざわ)信号場、羽尾(はねお)信号場も同じ構造のスイッチバックがあったと言います。
 姨捨駅は、スイッチバックをする駅ホームから姨捨の棚田が見渡せ、空気が澄んでいれば北信五岳も望めます。
 なお、スイッチバックが現存する駅は、JR木次線出雲坂根駅(島根県)、箱根登山鉄道鉄道線(神奈川県)、富士急行線富士山駅(山梨県)、JR肥薩線大畑駅(熊本県)、JR篠ノ井線姨捨駅・桑ノ原信号場(長野県)、JR花輪線十和田南駅(秋田県)、一畑電車一畑口駅だそうです。

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