ふるさとを創った男 唱歌誕生

5月6日~唱歌「故郷」「朧月夜」誕生110年記念~猪瀬直樹講演会~
小学館文庫「ふるさとを創った男 唱歌誕生」5月2日に小学館から発刊!
唱歌誕生の秘密が明らかにする猪瀬直樹の力作!
ロンドンへ送金された第1次大谷探検隊の費用の5万400円は、今のお金で8億5千万円
 1902年11月3日付で、第1次大谷探検隊の費用などとしてロンドンに送金されたのは54,324円です。
 長野県の令和6年度公立学校教員募集案内の「18 勤務条件等」による新規大卒者で義務の場合の給与は、234,020円です。
 当時の小学校教員の初任給10円~13円ですが、13円として計算すると、
 234,020円÷13円=18,001
 54,324円×18,001=977,886,324円
 つまり9億7千万円になります。 
  このうち、第1次探検隊の費用は4万5千円ですので8億1千万円ほどになります。
 第1次大谷探検隊は
 本隊 大谷光瑞、井上弘円(飯山真宗寺)、本多恵隆(高山村徳正寺)、堀賢雄(富山)、  渡辺哲信(広島)の5人。
 補充隊として
 藤井隊 藤井宣正(真宗寺瑞枝の夫)、薗田宗恵、上原芳太郎、島地大等、秋山祐顕、
  升巴陸龍、清水黙爾の7人
 雲南隊 渡辺哲乗、吉美圓蔵、野村禮譲、茂野純一の4人
 総勢16人の隊員。
「上町今昔」平成21年3月刊 上町の歴史を調べる会の「大谷仏跡探検隊の井上弘円・藤井宣正が探った中央アジア~インド~ネパール」の、3 探検隊の結成戸門出には
 明治35年8月15日、光瑞ロンドン出発、ロシアのベテルブルグ(現サントペテルブルグ)に向かう。光瑞には本多恵隆が同行し、弘円と堀賢雄は探検に必要な大量な物資を携えてロンドンから船で到着。残務整理のため数日遅れて渡辺哲信も到着する。
 これで光瑞以下5名、第1次隊員全員集合となる。
ここで、日本公使等の協力を得て綿密な準備をする。時計や計器はロンドンで買ってきたが、防寒服はペテルブルグでもとめた。市内見物中、アレキサンダー公園でビョートル大帝の銅像とともに、大探検家ブルジェワルスキーの銅像を見て、自分たちの旅の前途に重ね合わせて感激する。
つづく
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