唱歌「故郷・朧月夜」誕生から110年記念~猪瀬直樹~「わがふるさとで語る唱歌誕生の秘密」を語る~

5月6日(月)~飯山市文化交流館なちゅらへ、「ふるさとを創った男 唱歌誕生」の著者猪瀬直樹さん(飯山市出身)を招き~「わがふるさとで語る唱歌誕生の秘密」講演会~

 ~会場一杯の500人参加~

 賛助出演は武田徹さん(高校時代の同級生)、総合司会は野上曉さん(作家・日本ペンクラブ常務理事)

なお、5月2日小学館から 猪瀬直樹著「ふるさとを創った男 唱歌誕生」が発刊され、著者によるサイン会

が行われました。 定価は781円

今年は、文部省唱歌「故郷」「朧月夜」が誕生してから110年となります。

作詞者は、中野市出身で飯山との関わりの多い国文学者高野辰之。作曲者は鳥取市出身の岡野貞一。

高野、岡野が作詞作曲した文部省唱歌は、日の丸、紅葉、春が来た、春の小川、故郷、朧月夜の6曲があります。

これらの曲は、

1911年に「日の丸」が小学1年生用、「紅葉」小学2年生用。

1912年に「春が来た」小学3学年用、「春の小川」小学4学年用。

1914年に「故郷」「朧月夜」小学6年用。

として教科書に掲載されて発表されました。

いづれも文部省唱歌として作詞・作曲者の氏名は不祥のまま、作詞者が誰かという疑問も持たず横丁大家の小学生時代は歌っていました。

これらの曲の作詞・作曲者が明らかになったのは、今から51年前の1973年(昭和48年)でした。

つまり、これらの歌が作者不明として歌われ始めてから60年以上も経ってから、作詞・作曲者が明らかになったのです。、

 作詞・作曲者の名前が不明とされた理由、作詞・作曲者が高野辰之と岡野貞一だと明らかになった理由、そもそも、唱歌が誕生した背景とはなにか、高野辰之の歌詞に込められた思い、岡野貞一の曲に込められた思いを、史実や記録に基づき書かれたのが猪瀬直樹の「ふるさとを創った男」なのです。

つづく

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