松蔭寺と細川家の秘宝 ブッダと白隠禅師展~飯山市美術館で~6月9日(日)まで~

臨済宗中興の祖白隠禅師は、長野県飯山市の正受庵の正受老人の厳しい教えを受けて大悟しました。

白隠は臨済宗の中興の祖と呼ばれる人となりましたが、その白隠が大悟した飯山市美術館で「松蔭寺と細川家の秘宝 ブッダと白隠禅師展」が4月20日から開催されています。

禅宗が日本に伝わって以来、臨済宗の寺院において禅林美術が盛行しました。

白隠慧鶴は、独自の表現によって禅のさまざまな画題を表現し、江戸時代後期には、仙がい義梵が親しみやすい画風で禅の画題を描き、これらは「禅画」と呼ばれるようになります。
 この禅画を多数所蔵しているのが目白台にある美術館永青文庫と、臨済宗の古寺で白隠禅師が住職を務めた松蔭寺です。

 この松蔭寺と細川家という世界随一のコレクションの中 から厳選し、白隠禅師の書画を文化財保護と活用のために高精細なスキャニング技術を用いて複製した作品が展覧されているで「松蔭寺と細川家の秘宝 ブッダと白隠禅師展」に是非お越し下さい。

会期:4月20日(土)~6月9日(日)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)です。