先生の短歌に強く憧れて訪いたきものと思い続けり

先生の短歌に知りて二十八年今日は来たりぬ一ノ倉沢

短歌誌「高社山」 第173号

谷川岳一ノ倉沢 3
今日の一首  33
念願が叶い、令和2年10月2日谷川岳一の倉沢へ一人旅をしてきたときの歌です。

先生の短歌に憧れて行ってみたいと思い続けていた谷川岳一ノ倉沢行きをようやく実現できた喜びを歌にしました。

先生とは、愛宕町の古田十一郎さんのことで、先生には仕事の上でも短歌のことでも非常にお世話になりました。

古田先生との出会いがなければ、今の私はなかったと言えるほど大きな影響があった人です。

その古田先生の「谷川岳一ノ倉沢」の短歌は、先生の歌集「高社山」に「谷川岳一ノ倉沢」5首です。

一ノ倉沢に小さきケルン積み黄菊そえあり雪を冠りて

垂直に切り立つ岩山晴れわたる空に光を放つごとくに

一ノ倉沢より直にそそりたつ谷川岳を息呑みて仰ぐ

道沿いの岩にあまたの銘板あり谷川岳に眠る人びと

葉の落ちし林の道のやわらかし雪に濡れたる落ち葉踏み行く

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