新幹線飯山駅高架橋工事 2011年2月23日

 

食の町屋「あたご亭」〜新幹線開業イベントとし飯山市役所四課合同プロジェクトでした〜

新幹線飯山駅開業から間もなく5年〜

「食の町屋あたご亭」は、新幹線開業イベントの一環で実施されました。
2015年(平成27年)4月10日オープンした愛宕町の「食の町屋あたご亭」は、雁木通り賑わいのための目玉事業であり、新幹線開業イベントとして、飯山市役所の農林・商工観光・企画財政・まちづくり四課合同プロジェクトとして推進された事業でした。
その「食の町屋事業」のレストラン「食の町屋あたご亭」が、開業後4年6ヶ月で、指定管理契約期間5年を待たず2019年10月から休業しました。
この休業中の「食の町屋あたご亭」の指定管理者の再募集が行われ、新たな事業者が内定し、2月25日開催の飯山市議会3月定例会に、指定管理者を決める議案として提案されると地元紙が報じました。
なお、「食の町屋あたご亭」は、古民家・土蔵(土地付)購入事業と等を合わせた事業費は5千万円、飯山市の施設である「食の町屋あたご亭」を、指定管理者が管理運営し、施設及び備品の損耗料は月額月5万円という事業でした。
この事業は、2015年の新幹線飯山駅開業を前に、飯山市愛宕町通りの賑わいを創出するために計画されました。
この事業の計画書には〜
新幹線開業イベント「いいやま食の町屋」推進計画 ~農林・商工観光・企画財政・まちづくり 四課合同プロジェクト~
まちづくりコンセプト「歴史と自然に彩られたふるさと飯山まちづくり」のもと、個性 ある素材を物語で連ねる『五感』を刺激する先導的な取り組みとして、平成 26 年春の「い いやま食の町屋」開業を目途とした事業を展開します。

目的

  「愛宕寺町界隈」に現存する、築 120 年の“町屋づくり古民家”と趣ある“庭”が創り出す歴史育む寺の町を舞台に、「飯山が誇る地域食材」を活用したストーリー性の高い≪食の町屋≫づくりを展開し、これを広く広報することにより飯山ブランド発信効果を生み出すことを目的とします。
事業方針

 まちづくりに主眼を置いた『五感』を刺激する3点を事業方針とします。   ✔≪食≫≪もてなし≫    … 飯山でしか体感できない味の提供 
✔≪歴史資源≫≪自然景観≫ … ストーリー性のある質の高い町屋の活用 
✔≪感動≫         … 取組みからオープンまでの一連を広くアピール
事業内容
・飯山の四季折々の旬の食材を用いた、質の高い料理を提供する料理の“匠”発掘
                             ⇒【食イベント開催】
・持続経営力とサービスレベルの向上           ⇒【高い能力を持つ経営者】
・まち並修景整備の先導的取組み          ⇒【町屋再生技術力の高い設計者】
・新幹線開業イベントと連動したPR        ⇒【各種マスメディアの積極活用】

ここにあるように、庭や土蔵も含めた活用をすることになっていました。

その土蔵や庭の活用も含めて、活用されたのでしょうか?
これから再募集し、4月からスタートする新しい指定管理業者が、当初の事業計画通りの運営をされるかどうか見守っていきたいと思います。