市内の7つの樋管・樋門の内水位・外水位は10分刻みで分る〜千曲川河川事務所が情報を提供している〜
飯山市長は、台風19号内水氾濫による災害対応について、、
「一級河川の場合は水位計がなく、状況がわからない」
「特に今回は水が増えたのは真夜中だったので(昼間であれば目視で状況は分かるが)分かるりにくかった」上に、「何メートルになったら避難勧告を出すという基準がない」ことで事前に避難勧告を発令できなかった。
と、述べたと報じられています。
皿川樋門の外水位・内水位などの水位は1時間ごとに分かる〜
しかし、飯山市内の千曲川に注ぎこむ一級河川のうち、
今井川樋管
日光川樋管
広井川樋門
御立野川排水機場
皿川樋門
下柏尾樋管
大倉崎水位局
などの樋管・樋門では10分刻みで内水位・外水位の水位情報が千曲川河川事務所により提供されています。
洪水時だけでなく、今日もそれぞれの内水位・外水位が分ります。
千曲川に注ぎこむ河川の内水位・外水位の変化を見ることと同時に、れば、それぞれの河川の状況を判断できます。したがって、中小河川に水位計がなく、状況がわからないとは言えないのではないかと思います。
なお、この水位計は、夜間にも10分刻みの水位を発表しており、真夜中でも情報をつかむことが出来ます。

なお、避難勧告・避難指示等の基準についても、2019年=昨年の改定で、かなり具体的に定められています。

飯山市地域防災計画書P311

千曲川河川事務所の樋門・樋管の内水位・外水位情報とともに、気象庁が発表している中小河川の増水情報により適切な避難勧告・避難指示等が発令できます。
つづく