仁王像のすす払い清掃〜きれいになって正月を〜
飯山市の旧JR駅前の「雪と寺の町シンボル公園」に安置されている仁王像は、明治45年(1912年)の善光寺御開帳に露座で参道に安置された漆黒の仁王像として知られています。
当時善光寺の仁王像は焼失したままとなっていましたが、善光寺では、近づくご開帳までに仁王像を設置したいと、仏壇制作で有名な飯山の仏師に仁王像の制作を依頼、飯山の仏師は協力して約一ヶ月という短期間に仁王像を完成させ、ご開帳に間に合わせたと言います。
その仁王像が、いろいろな変遷を経て明治45年から100年目の平成24年に飯山に帰り、飯山仏壇事業協同組合の仏師により、修復されて、この雪と寺の町公園に安置されたものです。
師走に入った12月5日、飯山仏壇事業協同組合青年部の皆さんにより、その仁王像のすす払い清掃が行われました。