梅雨の晴れ間に上高地から焼岳に登ってきました。すでに何度も登ったことがある山ですが、比較的楽に日帰りできる良い山なので、また足を運びました。
上高地からのルートに残雪はほぼなく、快適な道が続いていました。中の湯方面にも残雪はほとんどないように見えました。いよいよ夏山が近づいています。
朝、登山口に向かっているとガスの隙間を抜い、朝日が差し込み霞沢岳の稜線が幻想的に浮かび上がりました。良い山行になりそうです。
登山口からしばらくは樹林帯。清々しい森に太陽の光が差し込み、新たな朝の訪れを告げます。息が上がらないようにペースを調整しながら黙々と歩き続けます。
ハシゴが出てくる頃には、様々な花が登山道に彩りを添えてくれます。ムラサキヤシオ、イワカガミ、ゴゼンタチバナ、ツクバネソウ、オオバミゾホオズキ。花盛りの季節です。
焼岳小屋に到着。行きは小屋の中からラジオの音が聞こえましたが、人の姿は確認できず。帰りには小屋番さんが掃除をしていらっしゃいました。いつ噴火するとも知れぬ活火山での山小屋管理は大変だと思います。ここにあってくれて本当にありがたい山小屋です。
小屋から少し登ると展望の良い稜線に出ます。快晴で笠ヶ岳、双六岳、槍ヶ岳、穂高岳、蝶ヶ岳、霞沢岳などが一望できました。西に目をやると遠く白山まで見えました。そして南アルプス方面を見てみると甲斐駒ケ岳の横から富士山の頭も確認できました。
山頂を独り占め。朝早くから登ってきたかいがありました。山頂でアンパンを食べていると単独行の男性がいらっしゃいました。目を細め、愛おしそうに山々を眺めてらっしゃる姿が印象的でした。
午後からは用事があったので早々に下山を開始。稜線上ではイワカガミがたくさん咲いていました。満開には少し早かったようですが、見応えのある大群落が多数ありました。
焼岳小屋のすぐ上にはタカネザクラが咲いていて、遅いお花見が楽しめそうでした。
最後までピカピカに晴れ、梅雨らしからぬ山行を楽しめました。













