今回は上高地から西穂高岳の少し先までピストンです。たくさんの花と爽やかな展望に恵まれ岩稜の登山を満喫した後、西穂山荘で美味しいラーメンをいただき、大満足の山行でした。もちろん今回もソロです。
朝5時少し前、上高地の西穂登山口から入山。歩き始めてすぐ大量の糞に遭遇。クマのものかと思いましたが、どうやらタヌキの「ため糞」のようです。
(上高地の西穂登山口)
(たぶんタヌキの糞)
出だしは玄文沢の音が左から聞こえる気持ちの良い樹林帯の登山道。傾斜もあまりなく、息が上がらない程度に飛ばします。ゴゼンタチバナがたくさん咲いていました。もう初夏と呼べる時期に入ってきています。
(ゴゼンタチバナ)
しばらく進み傾斜が急になってくると、なんだか去年と風景が違う。たくさんの倒木が処理されていて、綺麗に木段や石段ができています。そして木が倒れたためか、空が開けています。ずっと木に囲まれた登山道だった気がしたのですが、すっかり変わっていました。整備していただきありがたいし、歩きやすいのですが、深い山の風情がなくなっている感じがしました。
(倒木が処理されている)
(木段)
イワカガミが咲く平たい道に出ると右手に穂高の稜線が木々の隙間から見えます。いよいよ稜線が近くなってきました。ワクワク!
(イワカガミ)
(穂高の稜線が見える)
宝水に到着。しかしほんのちょっとしか水流はなく、近々枯れてしまうのでは?ここから西穂山荘まではまだ少しかかります。上高地から登る場合は宝水をあてにせず、水をしっかりと用意した方が良いでしょう。
(宝水の標識)
山荘がいよいよ近づくと、残雪が出てきました。と言っても量はほんの少し。道標の竿を頼りにサクサク歩けます。踏み抜きには少し注意が必要かもしれません。残雪を越えるとお花畑。キヌガサソウなどが咲いていました。ただ見頃はもう少し先です。
(残りわずかな残雪)
(キヌガサソウ)
山荘直下ではタカネザクラが出迎えてくれました。そしていよいよ西穂山荘に到着です。特に立ち寄る予定はなくても山小屋があるというだけでホッとします。昨日のよく晴れていたためテントがたくさん張ってありました。
(タカネザクラ)
(西穂山荘)
山荘から西穂高岳に向かい少し登ると高い山らしい雄大な風景が広がります。近い山では笠ヶ岳、霞沢岳、焼岳、乗鞍岳などが見えます。八ヶ岳や中央アルプス、南アルプスもくっきり。遠く白山や富士山も。
(笠ヶ岳方面)
(霞沢岳方面)
(焼岳・乗鞍岳方面)
快適な稜線歩きを堪能しているとあっという間に独標に到着。ここで水を一口、ヘルメット被り、靴紐を締め直します。独標から先を見るとトンデモナイ岩場に見えます。でも一歩踏み出してみるとキチンと道がついています。一歩踏み出すことが核心でしょうか。
(独標)
(キレキレの岩場に見えるが、道はしっかりとしている)
イワベンケイやハクサンイチゲに癒されながらも花ばかりでなく足元もしっかり見るように歩いていきます。こういう岩の稜線が好きです。怖いし、スネなどを打ったりすると痛いけど、好きです。
ところで先日の阿弥陀岳で初投入したスポルティバのTX4 Mid GTXは今回の西穂登山でも大活躍してくれました。乾いた岩だと本当によくグリップします。もう少し使い込んで早くレビュー記事を書きたい!
(イワベンケイ)
(ハクサンイチゲ)
(岩の稜線)
(TX4 Mid GTX)
さて西穂独標は11峰で、西穂高岳主峰は1峰。岩稜を歩きながら、その間にあるピークをカウントダウンしていきます。もしかしたら私が見落としただけかもしれませんが、全てのピークに数字のペイントがあるわけではないみたいです。このカウントダウン、以前に登った御坂山地の十二ケ岳を彷彿とさせます。
(8峰)
(7峰)
(6峰)
(5峰)
(チャンピオンピーク!)
(4峰)
(3峰)
(2峰)
そしていよいよ主峰、1峰、西穂高岳登頂です!でも今日はもう少し先まで進みます。西穂だけでは少し物足りないので、西穂高岳から奥穂高岳の縦走路に少しだけ足を踏み入れます。西穂からほんの少し歩くとP1というピークに到着します。そこで休憩。数人の登山者の話し声で賑やかだった西穂山頂が嘘のようにP1は静かです、すぐ隣なのに。
(西穂高岳山頂)
(西穂から奥穂方面を望む)
(P1ピーク)
ちなみにP1から西穂を見るとこのように見えます。山頂は狭く、とても切り立っているように見えますね。P1でイチゴジャムパンを食べた後、もう少しだけ奥穂方面に向かいます。最初の鎖場で下を見てみると雪がまだ残ってい他のでここで引き返します。夏山気分で西穂〜奥穂を縦走できるのはもう少し先です。
(P1から見た西穂高岳)
(最初の鎖場の残雪)
引き返す前に槍ヶ岳方面を眺めます。遠く劔・立山まで見えました。名残惜しいですが、下山開始です。西穂山荘でラーメンが待っているのです!
(槍ヶ岳方面)
西穂山荘に到着するとすぐに西穂ラーメン(醤油)を注文。端っこの席に座り
靴紐を緩めて一息つきます。西穂のレストハウスではDan Gibson's Solitudesの音楽が流れていました。大好きな音楽を山の上で聞けて幸せ。BGMが流れる山小屋の食堂は珍しいのではないでしょうか。ちなみに西穂ラーメンは醤油味と味噌味がありました。醤油味はとても美味しかったです。次回は味噌味も味わってみたい!
(西穂ラーメン醤油味)
ラーメンを食べた後、外のベンチで靴紐を締め直し、下山再開。登りでは朝早くて閉じていたコミヤマカタバミの花が開いていました。
(コミヤマカタバミ)
しっかりと晴れ、少し暑いくらいの天気でしたが、充実した山行でした。ラーメンを食べたり、山頂でのんびり景色を楽しんだり、いつもよりゆっくりペースの登山でした。次はどこに行こうかな。
(ブログ内で植物の名前などが間違っていたら教えてください)




































