今日は7月最初の山行!上高地から槍ヶ岳!夕方から雨が降る予報になっていたので、早く出て早く帰ってくる日帰りにしました。結果、雨に降られず長めの日帰りを楽しむことができました。
軽アイゼンを用意していったのですが、結局登りでも下りでも使わなかったです。ストックがあれば十分といった感じでした。
明るくなり始めた4時ごろに出発。明神近くの河原からは明神岳上空が少しだけ朝焼け。赤ではなく、ピンク。曇りのち雨の予報だったけで、晴れそう?良い1日になりそうです。
徳沢手前の河原では朝日に照らされる明神岳や前穂高岳が見えました。雲が多いけど、やっぱり晴れるんではないか?でも早く山頂に達して、早く帰ってくるに越したことはない、というわけで足早に進みます。
横尾に到着!やはり青空が見える!梅雨時だし、登りの時に出会った登山者は少なめ。明日はかなり雨が降りそうだから、小屋泊やテント泊の人も少ないのかな?・・・と思っていたら私が下っている時にそれなりの人数が登っているのに出会いました。明日の雨で道が崩れないと良いのですが。
先日の大雨の影響はまだ登山道の色々な場所で見ることができました。沢の水量は多めで、登山道に水が流れているところもありました。大雨が降ると、ここを渡ることはできるのでしょうか。
一ノ俣とニノ俣の間にある大崩れ。大雨で崩れた場所はキレイに整備されていました。槍沢ロッジの方々に感謝です。しかし山側には崩れそうな土砂がたっぷりありました。明日、崩れないと良いのですが。
登山道の側で咲いている花々に癒されます。これはゴゼンタチバナの群落です。
こちらはノビネチドリ。
先日の大雨の影響でしょうか。槍沢はいつも以上に水量豊富な感じがします。ゴォゴォと音を立てて流れていきます。流れが少し淀んだ場所では水が透明に近いブルーに見え、美しいの一言。
槍沢ロッジに到着です。ここで水を補給しました。まだまだ樹林帯の中で、高山の雰囲気はありません。早く高い山の稜線を見たいものです。
ようやく稜線が見えてきました。周りの木々も背が低く、細くなってきたように感じます。まだ天気は持ちそうです。
キヌガサソウが咲いていました。もっとあるかと思っていたのですが、一箇所で4〜5株が咲くのみでした。槍ヶ岳の花の季節はまだもう少し先のようです。
乗越沢も水量豊富。靴を濡らしながら渡ります。前回来た時には枯れていたと思うのですが、まとまった降雨のあとなので、しっかりと流れています。
稜線が近づいたような・・・そうでもないような・・・。遠いですね。
少し斜度のある雪渓がありましたが、ステップがバッチリ切ってあり、簡単に超えられました。
坊主の岩小屋手前で不思議な光景に出くわしました。ブーツが片足だけ岩の上に乗せられていました。なぜ?何が起きた?古そうな靴だったので、ここで新しいものに履き替えたのでしょうか?それにしてもなぜここ?
さあ、いよいよ槍の穂先が見えてきました。槍に登る時はいつもここで休憩します。メープル風味の菓子パンをパクリ。水をゴクリ。準備完了です。槍はすぐそこに見えるのですが、ここから長い登りが始まります。
雪の上を歩く箇所もありますが、竹竿が道を教えてくれますし、傾斜もありませんでした。登りも下りもアイゼンなしで、ストックでバランスを取りながら歩きました。
殺生ヒュッテ前の看板。「経由」と「軽油」が混じってしまったのか。それでも文字と図に味があり、個人的には好きな看板です。
殺生ヒュッテのすぐ側にはキバナシャクナゲが咲いていました。あと2週間もすると他の種類の高山植物も咲き、美しいお花畑になることでしょう。
槍が近づいたような、そうでもないような。でも殺生分岐まできました!肩の小屋直下のつづら折れの登山道が目に入り、歩くのを想像するだけで疲れました。それでも天気は良さそう!前進あるのみ!
槍ヶ岳山荘到着!約1年ぶりです。しかし・・・登山客が自分以外誰もいない。
防寒着を着て、いざ穂先!
去年の秋に歩いた西鎌尾根が見えます。今年ものんびり歩いてみたいな。富山県方面は雲が多いものの、まだ山はガスに巻かれていませんでした。
穂先への岩場。高度感もなく、ホールドも豊富。危なそうなところは鎖などがあり、難易度は高くないと感じました。でも標高3,000mでこの傾斜の登りは息が切れます。
槍ヶ岳登頂!
穂先に立ったのは約1年ぶり、3〜4回目だと思います。笠ヶ岳山頂は雲の中。
東鎌尾根と常念岳。ピラミダルな山容は槍ヶ岳から見ても美しく、目を引きます。常念岳は2年くらい登っていない気がします。また登ってみたいです。
南へ伸びる稜線。大喰岳、中岳、南岳。大キレットを挟んで北穂高岳。そして鋸の刃のような前穂高岳と北尾根が際立っています。北尾根はいつか登ってみたいです。
こちらは北鎌尾根。明瞭な踏み跡がある部分も確認できましたが、なかなか手強そう。落石の危険大に見えます。こちらもいつか登ってみたいバリエーションルート。
三角点は多くの登山者のタッチを受け、すっかり丸くなっています。私も記念にそっと触れておきました。
槍ヶ岳山荘に戻り、山荘前のベンチで常念岳を眺めながらイチゴジャムパンを食べました。水をしっかりと補給して、靴紐を締め直し、さあ下山です。槍沢の雪渓はかなり割れて、小さくなっています。本格的な夏山が近いですね。
サンリンソウでしょうか?可愛らしい花を咲かせていました。
槍沢の登山道は雨の後は水溜りや泥濘がたくさんできます。でもそのような時も快適に歩けるように石や木で水を迂回できるように整備してくださっています。本当にありがたい限りです。
黙々と歩き続け、小梨平に戻ってきました。朝の4時に出て、14時30分に帰着。10時間30分の長い行動でした。次は泊まりでゆっくり行きたいです。

































