La SportivaのTX4 Mid GTXを購入してから阿弥陀岳南陵、西穂高岳、そして槍ヶ岳に登りました。これらの山行でTX4 Mid GTXに関して感じたことをまとめてレビューです。
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結論から言うと、とてもに気に入っています。北アルプスの無積雪期日帰りor小屋に1〜2泊の登山であれば、私は迷わず手に取るシューズです。また普段からトレーニングをしている健脚の方であれば1泊程度のテント泊でも良い選択になるでしょう。
ではシューズの基本的な情報です。La Sportivaの公式ホームページ(英語)によると、TX4 Mid GTXは岩場などテクニカルなアプローチ、ヴィア・フェラータ、そして重いザックを背負ってのトレッキングにも使えるようにデザインされたシューズであるとのことです。
重さは26cmで片足485gと比較的軽量です。ゴアテックスが採用されていて防水透湿も確保されています。アウトソールはビブラムのメガグリップが使われていて、つま先の部分にクライミングゾーンも備えています。
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このシューズを購入した経緯をお話しします。今までずっと気に入って履いていたSalomonのX Ultra 3 Mid GTXが浸水するようになってしまい、新しい無積雪期の登山靴を探していました。以下の4つが新しい靴の条件でした。
①ミッド or ハイカット
私はローカットのトレランシューズでもよく登山をするのですが、最近足首をひねる癖が付いてきてしまった気がするので、足首捻挫などを防ぐことができるのではないかと思い、この条件をつけました。
②ゴアテックスなど防水透湿性がある素材を使っていること。
残雪や泥濘、ごく浅い沢の渡渉などでやはり防水性は重宝します。
③(土や砂ではなく)岩稜帯歩行に向いている。
これは私が穂高岳などの岩場が多い山が好きだからです。
④軽い。
登山において軽いに越したことはありません。そして私の脚は比較的強いので、プロテクション機能を落としてもあまり問題にならないという判断もあります。
そして候補に上がったのが以下の靴でした。
TX4 Mid GTX (La Sportiva)。
Boulder X Mid GTX (La Sportiva)。
実際にお店で履き比べた結果、TX4 Mid GTXの方が足先の幅(いわゆるToe box)に余裕があり、履いていて楽だったので、購入しました。
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購入してから3回の山行で使用しました。その結果、
気に入っている点は以下の通りです。
【軽い】
軽いので履いていても苦にならない登山靴だと思います。あるAlpinist.comというウェブサイトのレビューでは「まるで空中を歩いているようだ (Like walking on air)」との記載がありますが、その通りだと思います。トレランシューズを履き慣れていて、多くの登山靴を重いと感じてしまう私ですが、この靴は軽いと感じます。
【乾いた岩でのグリップ】
西穂高岳、槍ヶ岳の穂先、そして阿弥陀岳南陵の乾いた岩場ではしっかりとグリップしてくれました。アウトソールのつま先部分にはクライミングゾーンもあり、さらに難易度の高い岩場でも信頼して体重を預けられるシューズです。
(西穂高岳の岩場でもしっかりとグリップしてくれた。)
【デザイン】
個人的な好みですが、とてもかっこいいです。
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気に入っていない点ももちろんあります。
【剛性がなく、サポートが少ない】
これは長所の反面です。Boulder X Mid GTXに比べると剛性がなく柔らかいので、軽く、履きやすい反面、長時間凸凹の登山道を歩いていると足裏が痛くなることがあります。実際、槍ヶ岳日帰りの際の下山中、徳沢〜明神あたりでは整備された平たい道であるにも関わらず、ちょっとした石ころを踏んだだけで少しだけ痛みを感じてしまいました。重いテントを背負って2泊3日といった山行であれば、もう少し剛性のある靴が欲しくなるところです。脚をさらに鍛えれば解決する問題かもしれませんが。。。
【泥や砂の登山道のグリップはイマイチな気がする】
これも長所の反面です。岩場でしっかりグリップするようにクライミングゾーンを設けるなど、アウトソールの接地面を広くデザインしてあります。つまり泥や砂に食い込むスパイクのような高いラグがアウトソールに存在しません。このため泥や砂、そして残雪で今まで使ってきたシューズよりも滑りやすい感じました。でも、「泥や砂、そして残雪」って何を履いても滑るような気もします。。。
(ラグが低いのでザレ場や残雪は苦手かも。)
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まとめると、無積雪期に岩稜帯が多い山域の日帰り〜1泊2日のテント泊であればオススメしたいシューズです。ミドルカットでゴアテックス採用。岩稜帯歩行にもってこいで軽いという私の希望通りのシューズです。積雪期が来るまで、この相棒と様々な山に行きたいと思います。
(阿弥陀岳南陵。濡れたガリーでも信頼できるシューズだった。)



