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M.Tねっとわーく ==ワークショップ開催予定・日程==

*** 子どもの不登校・摂食障害を一緒に考えましょう。***
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【回復の段階】

第2段階

補充期の乗り越え方

 

感情が動き出す時期です。

今まで溜めていた感情が、外に出てきます。

 

親自身イラッくる場面も多くなり、ご本人自身も感情が

動き出したことに戸惑い、親子での衝突が続く時期です。

 

ご家族、特にお母さんが一番きつい時期です。

 

特に

「こんな風になったのは、お母さんの育て方が悪かったからだ!」

「あの時、お母さんが〇〇してくれなかったから、今こんな状態に

なってしまったんだ!」

なんて言葉は、お母さんの子育てに対する罪悪感を刺激します。

 

時に、

「幼稚園の時、ウインナーをタコさんの形にしてって言ったのに

なんでタコさんの形じゃなかったんだよ!」

なんて、もうとっくの昔の話で、覚えていない、どうでもいいような

ことで責めて来たります。

 

お母さんは、子育ての罪悪感と、むなしさからの自身への

無価値感に襲われます。

自分の子育ての仕方が悪かったんじゃないか、もっとこうして

いれば良かったんじゃないか、自身を追い詰める思いは

頭の中でぐるぐる回って行き場のない暗黒へと入って

いってしまいます。

 

この一見暴言ともとれる時期は、率直にいって、

避けられません。

ここは避けて通れません。

「おー感情が出てきたぞー!」ぐらいの気持ちで

ご本人に向き合っていただけるといいのですが・・・。

 

この時期のワンポイントは、

この時期こそ、会話は全てYESです。

ただただ聴くに徹することがベストですが、

私達親も「人間」です。

 

辛いときは、離れましょう。

逃げるのではありませんよ~。

離れるです。

 

ご本人の感情が動き出した大切な時期だからこそ、

ご家族や親御さんの思いも大切です。

全てを背負う必要はありません。

 

次回は、「離れるメリット」をお伝えしたいと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

【回復の段階】

第2段階

補充期・・・・笑顔が戻ってきたり、挨拶を返してくれたり、

        感情(喜怒哀楽)で出てきたりします。

 

今まで部屋でひとり寂しそうにしていた子が、テレビや

YOUTUBEの動画をみて笑ってくれると、嬉しくなりますね。

 

感情が動き出す時期です。

今まで溜めていた感情が、外に出てきます。

 

こんなに元気なら学校や職場に行けるでしょう、

なんて思って、イラッとしたりする時期でもあります。

 

イラッとする上に、ぶつかってくる時期でもあるので、

親子の衝突が続く時期です。

 

音階もドレミのドからはじまるように、感情も喜怒哀楽の

「怒(ど)」から発信します。

 

「喜」や「楽」からスタートだといいのにね。

 

本当は「喜怒哀楽」同時に動きはじめているのだと思います。

が、親御さんが気にするのが、「怒」。

 

「怒」は、「親のせい」という言葉で表現されることが多いです。

 

「こんな風になったのは、お母さんの育て方が悪かったからだ!」

「あの時、お母さんが〇〇してくれなかったから、今こんな状態に

なってしまったんだ!」

 

「親のせい」「世の中のせい」「友達のせい」の言葉が、たくさん

出てきます。

 

この時期のワンポイントは、

会話は全てYESです。

ただただ聴いてください。

アドバイスは控えて、ただただ聴くに徹することが重要です。

 

「〇〇のせい」にしながら、吐き出し作業をしています。

事実か事実でないかは、重要ではありません。

正しい、正しくないは、重要ではありません。

 

心の膿を出しているのです。

 

ご本人の感情が動き出した大切な時期です。

どんな感情もご本人の大切な思いです。

できる範囲でお付き合いください。

 

次回は、ご家族、特にお母さんが一番きつい時期である、

「第2段階 補充期」の乗り越え方をお伝えしたいと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

【回復の段階】は、私が14年間活動してきて得た

知識やスキル、専門知識を活かして作成したメソッド

です。

 

親御さんやご家族が日常具体的にできることをお伝えします。

 

【回復の段階】

第1段階

混乱期・・・・混乱はご家族ばかりではなく、ご本人も混乱期です。 

ゆっくり休む事が必要です。

39度熱のある状態では、学校や職場をお休みしますね。

それと同じ状態です。

ここで無理をしてしまうと、後がこじれて長引いてしまいます。

学校行かなくても、職場に行かなくても、大切な存在です。

「存在=価値」です。

「いてくれるだけで、OK!」親御さんやご家族の思いを

しっかり伝えていきましょう。

 

会話ができる方は、たくさんおしゃべりしてください。

ただし、学校や職場のことは、ご本人から話題にしない限りは、NGです。

とかく親御さんやご家族は、外に行けなくなった「原因」を探そうとします。

「原因」はひとつでないことが多いです。

そして、ご本人も「原因」が分らないことも多いのです。

「原因」を探すよりも、ご本人が話したい話題を話していきましょう。

 

この時期のワンポイントは、

会話は全てYESです。

「そうなのね」

「なるほどね」

「そんな風に思ったのね」

またはうなずきだけでもOKです。

ただただ聴いてください。

アドバイスは控えて、ただただ聴くに徹することが重要です。

「お母さんは、どう思う?」

なんてご本人の言葉についつい嬉しくなって

「私だったら・・・」

なんて、ご自分の話しないように注意しましょう。

「お母さんの話より、あなたのことが知りたいな」

なんて言葉で答えてください。お願いしますね。

 

ご本人を知る大切な時期です。

主役は、ご本人です。

ここぶれないでくださいね。

 

 

次回は、第2段階 補充期

 

をお伝えしたいと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

現実にどっぷり入り込んでしまうことで、視野が狭くなり、

真っ暗な中をぐるぐる回って、どんどん心が心配と不安に

押しつぶされてしまいます。

 

心の中が心配と不安でいっぱいになって、心配が心配を

呼び、不安が不安を呼び、現実に起こっていること全てが

心配と不安の気持ちでしか見れなくなってしまう。

 

そんな時は、外在化なんて言葉もあるように、一度客観的に

今起こっていることを外に出して、俯瞰して見ることが大切です。

 

【回復の段階】

 

第1段階

混乱期・・・・頭痛、腹痛、食事や睡眠の乱れ

       今までと違ったことが起こってきます 

ここで必要なこと・・・・休息、安心の場の提供

 

第2段階

補充期・・・・笑顔が戻ってきたり、挨拶を返してくれたり、

        感情(喜怒哀楽)で出てきたりします

ここで必要なこと・・・・エネルギーをためられる環境

 

第3段階

準備期・・・・生活リズムが戻ってきたり、会話ができるようになったり、

        趣味を見つけたり、手伝いをしてくれたり、家族旅行も

        行けるようになったりします

ここで必要なこと・・・・本人ペースで少しずつ行動できる環境

 

第4段階

回復期1・・・・バイトに行く、ボランティアに参加する、

        サードプレイスを見つける、支援に繋がる

回復期2・・・・自分なりの人生を歩きはじめる、就労や学校に行く

ここで必要なこと・・・・ジャッジをしない環境つくり、全てがOKな環境

 

次回は親御さんやご家族がこの回復の段階で具体的にできる

ことをお伝えしたいと思います。

お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

 

今は年度末なので、一年の集計をしています。

今年度自主開催講座にご参加いただいた方は320名、

外部依頼の講演会を合わせると、もっと多くの方々とお会いして、

お話しを聴かせていただきました。

皆さんのお話しを聴かせて頂く時、

最初にお聴きするのが、今のご本人の状態です。

不登校、ひきこもりからの回復には、段階があります。

地図や羅針盤(ちょっと古いかな)を持っていても、

現在の位置が分からなければ、目的地にはだどり着けないのと同じように、

今のご本人の心の状態が分からなければ、ご本人に寄り添っての回復は、

難しくなるので、今ご本人がどの段階にいるのかを確認させていただきます。

自室のみで生活しているのか?

家族がいる居間にいる事ができるのか?

食事は一緒にできるのか?

ひとりで食事しているなら、食事は誰が作っているのか?

昼夜逆転しているのか?

「おはよう」など、挨拶に返事してくれるのか?

ちょっとしたお願い事して、それを実行してくれるのか?

などなど、お聴きして、ご本人の今を知っていきます。

ご本人の今を知る事で、ご本人の回復の段階やご本人のできてるところが

見えてきます。

ご家族がいかに客観的に「今のご本人の状態」を理解していくかは、

回復していく上で、重要です。

ご本人ひとりでの一発逆転満塁ホームランは、残念ながらありません。

回復をしていくのは、ご本人その人ですが、

ご本人ひとりでは、回復していく事は難しいと思います。

ご本人がもう一度社会と繋がっていきたいと思えるような、

環境を作っていく事、それを作っていけるのは

親御さんはじめ、ご家族なのではないでしょうか。

ご本人にあった環境を作っていく為に、

「回復の段階」をぜひご理解ください。

次回は「回復の段階」についてお話ししたいと思います。