中学2年の女子。
友人関係のトラブルをきっかけに「不登校」になる。
「なんだか、足が地面に着いてないっていうか。
10センチくらい浮いてるよ。
自分なのかなんだかわかんない。
ここに居るけど居ないっていうか・・・。」
「いつからかな?」
「小学校3年生の時に、なぜかわからないけど
変な感じがした。
それからずっとそういう感じがあった。」
不登校で統合失調症の疑いをもたれていた
中学3年生の女子。
母親は彼女のことを「不気味だ」と語った。
「3歳の時におにいちゃんが足の骨を折って入院した。
みんなばたばたしていて、私はそれを離れて見ているんだ。
映画みたいな感じかな・・・。」
「みんなで写真を撮るときいつもカメラの方から見てる私が
居る。
なにか違和感っていうか、そんなものがあった。」
小学校から場面緘黙の中学1年生の女子。
「お父さんが倒れて、お母さんやおばあちゃんはばたばたして
救急車を呼んだりしていた。
私は絵のようにその光景をみていた。」
統合失調症を疑われた不登校の中学3年の男子。
「僕には二つの時間だあります。全く違う時間が流れている。」
学校に設けられた相談室に訪れた中学1年生の女子。
「エヴァンゲリオンとかそういうロボットに乗って操縦しているって
いうか、そんな感じなんだよね。
変な感じ。
それにすぐにどこの場所でも、時間にでもいけるっていうか。
ここからすぐ、今朝、家に居たときにいけるような感じ。
紙芝居を見ているような。
絵っていうか平面。
映像じゃないんだよね。
感じているけど感じていない。
ここでは、悲しいって感じるんだろうなってわかるし、涙も
出るのに、悲しい気がしない。
笑ってるけど、笑ってる自分を外から見てるみたいな。
見慣れた風景を見て、確かに現実だってわかるのに、
現実だっていう実感がしない」
離人症または現実感喪失症候群というの知っていますか?
「自分が存在するという実感がない」
(自己存在喪失感)
「何をしても自分がしているという実感が感じがしない。
外界も絵を見ているようで現実感がない」
(実在感喪失)
「何を見ても感動せず、うれしくも悲しくもない」
(感情喪失)
「自分の手足が自分のもののような感じがしない」
(身体感覚の疎遠感)
これらの症状が本人にとって違和感があり、苦痛と感じられ
病識がある。
あまり知られていない離人症という病。
同じ経験をされている方、情報をお持ちの方、教えて
いただけたらうれしいです。