2022年12月18日 D_Driveライブ横浜 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

D_Driveライブ横浜@新横浜NEW SIDE BEACHに行ってきましたー!

「D_Drive Special Live 【DYNAMOTIVE】」


D_Driveのスペシャルワンマンライブである。8月に新譜『DYNAMOTIVE』を発売し、そのお披露目にライブ活動を続けてきたわけだが、今年を締めくくる総決算のライブという位置付けだ。

ファンクラブ優先入場ではあるが、随分と早めに到着した。
知り合いばかりだったので交代で食事へ。祝い事ということで、すぐ近くで贅沢に鰻を。
祝い花も無事到着。
この日の午後から、停電の影響により東海道新幹線は東京-新大阪間全線運転見合わせという状況だった。遠征組は帰ることができるのかという心配も頭によぎりながら開場を待つ。

15:00開場。スタンディングライブであるが、Yukiさんの目の前の最前列下手寄りセンターに陣取った。15:30を5分ほど過ぎた頃、いつもとは異なる風を切るSE音が鳴りしばらくすると警報音と缶が転がる音。すると幕が開き軽快なChiikoさんのドラムより"Red Light, Green Light"からいきなりスタートした。この日ならではの演出ということだろう。

すかさずYukiさんのギターがメロディを奏で"Begin Again"とアルバム通りの展開。そしてToshi君のベースがリズムを刻み"いいね"👍のサインの"Thumb Up"。アルバム『DYNAMOTIVE』より、もはや今年の鉄板とも言える曲が続く。

Yukiさん、「こんにちわ~!D_Driveでーす!」今日は声は出せないが拍手等のリアクションはぜひお願いしたいとのこと。

"Attraction 4D"とこれはお願いされなくとも拳が上がり盛り上がる。Seijiさんのギターリフより"M16"。メンバーは前に出る。更なる盛り上がりを見せ、Yukiさんのターンもキマる。
続く定番代表曲"Cassis Orange"。SeijiさんとYukiさんの驚異的なハモリによるギターアンサンブルの3曲だった。

Yukiさんより、あらためて『DYNAMOTIVE』の紹介。
Yukiさんのカッティングギターから"Wings"。Yukiさんのペットのインコをモチーフにした曲だが、そのうち1羽は亡くなってしまい、共演するように弾きたいとの思い。

続く"Runaway Boy"。元々は旧曲であるが、レーベルのMarshall Recordsの選択で『DYNAMOTIVE』に収録されることととなった。

だが始まり数秒イントロの部分で曲が止まる。どうやらToshi君のベースがトラブルのようだ。

ここで急遽、YukiさんとSeijiさんがMCで繋ぐ。"Runaway Boy"は2009年の曲だが、再録によってリフやベースライン等細かな部分が今回異なっていると。

Toshi君のベースもどうやら復旧したようだ。
気を取り直して再び"Runaway Boy"。今やこの曲を聴けるのもワンマンライブならでは。SeijiさんとYukiさんの速弾きのハモリが好きなところだ。

Toshi君はやはりベース本体に問題あるらしく急遽、試作中の新作フレットレスベースに持ち替える。ステージ初披露だ。

本日来場の『DYNAMOTIVE』のジャケットデザインを担当した梅村さんに捧ぐと、曲は梅を題材にした叙情歌"U_Me"、更に長尺バラード"Unkind Rain"とスローな曲調でしっとりと聴かせてくれた。

SeijiさんとYukiさんはDropDチューニングのエドワーズフライングVのギターに持ち替える。昭和の街を題材にしたSeijiさんの曲"Remember the Town"。曲中手拍子で盛り上がる。
更にYukiさん作曲、実姉のダンサーYukariさんがサビの振付を行った"Get Away"へと続く。Yukiさんはフロアで踊ってほしそうだったが、これがなかなか踊れない。笑

そしてChiikoさんの激しいドラムから始まる"GEKIRIN"。私も好きな曲だ。

ここでSeijiさん、Yukiさんは7弦ギターに持ち替える。D_Driveとしては初の7弦を使用したが、7弦ギターのツインソロはそうはいない。ピッチが難しくレコーディングもかなりハードルが高かったとSeijiさんが語る。

曲はバラードな"Be Yourself"。更にヘヴィ且つ疾走感溢れる"Breakout"へと続く。やはりD_Driveが7弦ギターをツインで弾くということは大きなトピックであったと思う。

この時点で『DYNAMOTIVE』の楽曲は全て演ったとYukiさん。そして、Seijiさん、Yukiさんは再びエドワーズフライングVに持ち替える。
Toshi君はこの日は今年一番の盛り上がりだったと上機嫌。声は出せずともフロアから感じとるものがあったのだろう。

残り3曲。"Russian Roulette"で超絶なSeijiさんとYukiさんの掛け合いギターソロ。ここは大好きなシーンだ。手拍子で煽るYukiさん。
更に"1,000,000 hp"でアグレッシブなChiikoさんのドラムとToshi君のベースで魅せるリズム隊。

ラストは定番の"Screw Driver"でジャンプ!ジャンプ!で盛り上がる。
この流れは後半の見せ場としてはメジャーデビュー前から好きな展開だ。

メンバーは退場し手拍子でアンコールを待つ。すかさずメンバー再登場。

Chiikoさんより物販の紹介後、ラストは"The Last Revenge"。盛大な盛り上がりでライブを締めくくった。

最後は撮影タイム。
「ありがとうございましたー!」

セットリスト(155分)
01:Red Light, Green Light
02:Begin Again
03:Thumb Up
-MC-
04:Attraction 4D
05:M16
06:Cassis Orange
-MC-
07:Wings
08:Runaway Boy
-MC-
09:U_Me
10:Unkind Rain
-MC-
11:I Remember the Town
12:Get Away
13:GEKIRIN
-MC-
14:Be Yourself
15:Breakout
-MC-
16:Russian Roulette
17:1,000,000 hp
18:Screw Driver

Encore
19:The Last Revenge
今年を締めくくるに相応しい素晴らしいライブだった。予想通り『DYNAMOTIVE』は全曲完演。その他にも『MAXIMUM IMPACT』からやインディーズ時代の『R』等、バラエティに富み楽しめた。

物販ではネックウォーマーを購入。12月6日はYukiさんの誕生日であった為、おめでとうと言えてよかった。

遠征組はいつ帰れるかわからないということもあり、そそくさと会場をあとにしていった。帰路につくにはかなり時間を要したようだった。お疲れ様。

D_DriveRのみなさん、2022年もお世話になりました。来年もよろしくお願いします。
(New Side Beach Twitterより)
(D_Drive Yuki Twitterより)