MUSES初ライブ東京@汐留BLUE MOODに行ってきましたー!
曲はアルバム「Muses」よりリード曲となる"Muses"からスタートした。
SEからコーラスが流れる。
フュージョンと言えどもそこにはしっかりRie a.k.a. Suzaku特有のギタートーンがあり、その点は安堵した。
続く"Blow Away!!"であるが奏ちゃんの実父(通称奏パパ)、佐藤正則氏の作曲によるものだ。形態は異なれど曲は全てRie a.k.a. Suzakuによるものという基本ポリシーをあえて崩し、各メンバーに1曲ずつ書いてもらって収録しようという、りえさんのアイディアだ。
奏ちゃんが作曲を嫌がった経緯もあり、ではパパが代わりにといった感じだ。笑
わかりやすいポップな曲調だ。パパが作曲だけに奏ちゃんのドラムは手数も多く激しかった。
りえさんよりメンバー紹介。
アルバム「MUSES」は10月19日にリリースされたが反響は上々のようだ。
前作、前々作となる「World Journey」シリーズは世界を旅するをテーマだったが、とうとう宇宙に旅立った"遊星少女"を演奏。
いかにもりえさんが書きそうなフュージョンらしい曲調。
奏ちゃんの手さばきによる素晴らしいドラムソロ。そしてジュナさんの図太い音のベースソロ。麻梨恵さんのキーボードソロ。りえさんの凄まじい音数のギターソロと、ライブならではのソロ回し。ライブの定番曲になりそうだ。
"Seaside Avenue"へと続く。ソロの曲もやるようだ。
麻梨恵さんに任せた曲"Rush Around"。りえさんはキャッチーな曲をオーダーしたにも関わらず、麻梨恵さんはギタリスト泣かせのとんでもない難曲を持ってきたとのこと。
麻梨恵さん曰く、「私にとってはキャッチーな曲だったんですけどぉ。」笑
その難曲"Rush Around"を演奏。鍵盤職人が曲を書くとギターフレットの運指が全く考慮されない。独特な拍子のプログレ的な印象。りえさんはステージでその難曲を乗り越えていた。
前半ラストはりえさん作曲によるこれこそキャッチーな曲"Scramble to Space"。りえさんの壮絶な速弾きギターソロ、シュナさんのスラップベースと掛け合う。
奏ちゃんの凄まじいドラムソロで締めくくった。彼女を初めて観たのは高校生の頃、大人になったなぁと見惚れつつ前半のライブは終了した。
続く"Feminist"はジュナさんの作曲によるもの。彼女らしい図太いスラップベースを魅せてくれた。
社長からスラップで始まる曲をと要望されていたようだ。ただ、ギターソロは一転してメタル調だ。ジュナさんはりえさんの為にあえてそうしたようだ。
海の曲は必ず入れないとという義務感もあって生まれたりえさんの曲"Marine Blue Surf"。爽やかな曲調だ。ドラムとベースのブレイクしつつの掛け合いは見所だ。
更に"Great Ocean Road"と海をテーマにした従来曲が続く。ソロを弾きまくるりえさん。奏ちゃんのアグレッシヴなドラム。
ここで20歳になった奏ちゃんの感想だが特に実感はないとのこと。
5歳でプロドラマーになることを決意したそうだ。
曲は奏パパ作曲の"Splash"。昔からある奏ちゃんの持ち曲をアレンジして収録したようだ。さわやかなキャッチーなメロディだ。
続いてはりえさん作曲の"Joyful Day"。りえさんらしいフュージョン系の曲だ。ここで後半のライブ本編は終了。
りえさんより物販の紹介、ライブの告知等。
急に麻梨恵さんがバースディソングを弾く。奏パパがケーキを持って登場する。奏人形付きのケーキだ。
奏ちゃん、お誕生日おめでとう!
アンコールは最近はラストにやることも多くなってきた従来曲の"Wangan Street"。奏ちゃんのドラム、麻梨恵さんのキーボード、りえさんのギター、ジュナさんのベースへと続くライブならではのソロ回し。10分以上の熱演だった。
こうしてMUSES初となるレコ発ライブは終了した。
LIVE1(45分)
01:Muses (New!)
02:Blow Away!! (New!)
-MC-
03:遊星少女-Planetary Girl- (New!)
04:Seaside Avenue
-MC-
05:Rush Around (New!)
06:Scramble to Space (New!)
Break Time(20分)
LIVE2(75分)
07:Urban Highway
08:Feminist (New!)
-MC-
09:Marine Blue Surf (New!)
10:Great Ocean Road
-MC-
11:Splash (New!)
12:Joyful Day (New!)
Encore
13:Wangan Street
私はフュージョン系は得意ではないが、ギターフレーズはRie a.k.a. Suzakuそのものだったし、メンバーそれぞれの凄腕を楽しめることができた。
CDの売れ行きも上々だと社長も言っていた。
CD、ポストカードにはサインも頂いた。