2022年3月27日 Rie a.k.a. Suzakuライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

Rie a.k.a. Suzakuライブ東京@汐留Blue Moodに行ってきましたー!


「Rie a.k.a. Suzaku Instrumental Summit Vol.29 Special Guest MALTA」


本日のRie a.k.a. Suzakuライブは一風変わった企画だ。というのもかの有名なトランペット奏者であるMALTAさんとジョイントライブなのだ。

実はりえさんの事務所というより二人三脚でやっているポッピンレコード社長は以前はレコード会社に勤めていて、ジャケットも手掛けるグラフィックデザイナーでもあるのだが、MALTAさんのアルバムジャケットのデザインを10年ほど手掛けていて熟知した仲だそうだ。

いつか一緒にやりたいとラブコールを送っていたもののMALTAさんの住まいは今や地元の鳥取県。

そうはなかなか都合がつかない中で、ここしかないというスケジュールでこの日のジョイントライブが決定したようだ。

ということでこれは二度とない機会だろうと参加することとした。

18時開場。難なく最前列を確保した。
この日は着席するや否や贅沢にもワインを1本注文。ピザとたしなむ贅沢な時間。

配信もありサイドスクリーンにはその映像も映し出される。
既に飲みモード継続の中、19:00メンバー入場。あれ、いつもと違ってちゃんとした服装をしている。笑
MALTAさんに気を使ってということだろうか。

曲は"Rudra"からスタートした。
りえさんの速弾きギターソロから、奏ちゃんの激しいドラム、李奈さんのベースと各々が魅せる。
夏のメロディ"Seaside Avenue"へと続く。

「Top Runner」以来のスーツ姿の服装に李奈さんから突っ込まれる。
りえさん、「今日はジャズ系ということでお腹は出しません。笑」

更に曲は"Wangan Street"へと続く。そして恒例のソロ回し。こういったところもりえさんのライブの魅力の一つだ。
続いて、りえさんのギターソロから始まる"Grand Circle"。好きな曲だ。

ここでいよいよ本日のゲスト、MALTAさん登場。
サックスは汗もかくけど恥もかく。なかなかおもしろいおじさんだ。笑
早速、曲にということで。
自らのバンド以外でこの曲をやるのは初めてだと。MALTAさんの曲で"Hot Chilli Green Peppers"。
ここで空気もジャジーな雰囲気に一変する。

MALTAさんのサックスをライブで聴くのは初めてだったがやはり迫力が違う。
これについていくりえバンド。

りえさんが送った譜面に真っ赤になるぐらい書き込んでこの日のライブに臨んだみたいだ。

超ベテランであっても、それに甘んじることなく、常にプロフェッショナルであり続ける姿勢に感心した。
しかしMCでは爆笑をもっていくMALTAさんだった。

続いての曲は"Top Runner"。生のサックスはやはり凄かった。この曲を聴けただけでも来た甲斐はあった。
滅多に無いこの機会を体験できてよかった。

ここで前半のライブは終了した。









Break Timeを挟んで後半のライブ。
ここから服装はいつものように軽装に。暑かったようだ。笑
激しさ溢れる好きな曲"Furinkazan"からスタートした。
奏ちゃんのパワフルなドラム、李奈さんのスラップベース、そしてりえさんはギターを弾きまくる。

続く爽やかな"Great Ocean Road"。この曲ならではのドラム、ベース、ギター、キーボードとソロ回し。

更にバラード"Paris Dusk"への続く。りえさんの新境地。ファンにも人気の高い曲だ。
そして壮大なスケールの"Ice World"。ライブで聴く度にあらためていい曲だ。
こういう曲を書けるりえさんはさすがとしか言いようがない。

ここで再びMALTAさん登場。
MALTAさんはこれまでアルバム50枚リリースしているとのこと。
これはすごい!
りえさんの14枚もすごいがかすむぐらいだ。
このMCでも笑いを持っていくMALTAさん。笑

曲はMALTAさんの3曲をショートバージョンにまとめた"MALTA's Medley"。
譜面が難しすぎてりえさんが書き換えたそうだ。MALTAさん、「あとで、その譜面を頂戴。笑」

壮絶に吹くMALTAさんの熱演のサックスに、掛け合うりえさんの速弾きギター。
これは今後も見ることはできないハイライトとも言える場面だった。
日頃はこういったファンキーな曲は聴かないだけに逆に新鮮だった。

アンコールはMALTAさんを加えての定番"Across the Sky"。メインメロディを奏でるサックス。
ロックテイストなこの曲もサックスがあるとまた違った雰囲気の曲となる。

ライブバージョン定番のソロ回しでは、まずは奏ちゃんの手数の多いドラム、次いで李奈さんのスラップで魅せるベース、そしてここでMALTAさんの巨匠たる圧巻のサックスソロ、更に善子さんのキーボードとりえさんのギターが掛け合い壮絶なバトルを繰り広げる。
15分の熱演だった。

恒例の撮影タイムでライブは終了した。
MALTAさんをゲストとした特別セッション。二度とない機会を充分に堪能できた。

それにしてもMALTAさんは、とてもよく喋る気さくなおじさんだった。この界隈では重鎮であるはずなのに。笑













セットリスト(160分)
Live1(60分)
01:Rudra
02:Seaside Avenue
-MC-
03:Wangan Street
04:Grand Circle
-MC-
05:Hot Chilli Green Peppers
-MC-
06:Top Runner

Break Time(20分)

Live2(80分)
07:Furinkazan
08:Great Ocean Road
-MC-
09:Paris Dusk
10:Ice World
-MC-
11:MALTA's Medley

Encore
12:Across the Sky
(アップされたセトリ)

リハは大変だったと思う。ライブはとてもよかった。

だが終演後、私、ろれつが回っていなかったようにも思うのだが…。笑

お土産のいつものセトリ。そして謎にお店のメニュー(持ち帰り許可済み)にサインを頂いていた。
更に、ちゃっかりとメンバーの面々とツーショットをかましてしまい、コンプリートしてしまった。
もちろん、MALTAさんが物販に立つことはなかった。

半ば酔っぱらいバレバレの中で、帰路に付くのであった。
これからは気をつけなければ。
(Rie a.k.a. Suzaku Twitterより)



■番外編
今回も出待ちかのような早めの時間に行ったのだが、りえさんは見かねて整理番号を出してくれた。

ということから今から開場まで有り余る時間をどうしようかと思ったが結局、飲みに行くことに。

ライブ前のちょっとした飲み会。ハイボールチンチロリンにトライした結果、メガハイボールを何杯の飲む結果に。
これがこの日の失敗の始まりだったのだ。反省⤵️
唐揚げはおいしかった。笑