fleufleuワンマンライブ@渋谷duo Music Exchangeに行ってきましたー!
「We Live As One 2021 -fleuraison- Final」
flueflue(フルフル)のライブだが、予備知識もなく初見である。私にとっては珍しいことであるが、理由はAyanoさんのことは以前から知っていて、彼女のベースは機会があれば見てみたいと思っていた。まさに興味本位のミーハー気質である。
ガールズロックバンドであることは認識していたものの、逆に新鮮な気持ちでツアーファイナルとなるワンマンに行ってみることとした。
会場の入り口にはたくさんのお花が並べられていた。
周辺に続々と人が集まり16:30開場。会場となるduo Music Exchangeには初めてきたが、思っていたよりも広い。
椅子が並べられていて、後方は一段高く立ち見席となる。私はやはり下手だと3列目を確保できた。
驚いたのは前物販の列。かなりの行列だ。時間も無さそうなので私は後にすることとした。
広い会場を埋め尽くすフロア。200人以上は入っていたと思う。思っていた以上の人気ぶりだ。
さて、席について待てど開演時間の17:30を過ぎても始まらない。入場が間に合っていないのか、物販が終わらないからか。
18時にさしかかる頃、いよいよだ。SEとともに順にメンバー入場。フロアも一斉に総立ちに。そしてロックサウンドが流れる。曲は"下の名前で呼ばないで"からスタートした。
Ayanoさんが前に出できて目の前でベースを弾く。笑顔でベースを弾く姿がめちゃめちゃかわいい。
数曲聴いたところでの印象はAyanoさんの5弦ベースは、曲調に似つかわず、いい意味でエグい。
つじかほさんのカッティングギターはとても心地よい。
そしてギターを抱えてリズムを刻みながら歌うCanacoさんはカッコよかった。
Canacoさんよりご挨拶。そしてここでスペシャルゲストの紹介。Canacoさんはアコースティックソロの活動もしており、その際にサポートするKey.友野美里さん。レトロリロンというバンドで活動しているそうだ。私は知らなかったので初見だ。
バンドで電子ピアノを弾く美里さん。fleufleuの曲をメドレー形式でアレンジしたキーボードソロもあった。
叩きつけるように弾く鍵盤。ジャズ的要素もあってかなりの実力だと察した。
Canacoさんが再登場し、美里さんのピアノに合わせてCanacoさんが歌う2人のステージ。こうして聴くとCanacoさんは思った以上に歌が上手い。
続いて、美森さんがステージへ。ドラムソロだ。静かに始まりテクニカルなドラミング。勢いで叩くというよりは緻密なタイプだと感じた。
そして、つじかほさんのギター、Ayanoさんのベースが加わりインスト曲。
カッティングギターにスラップベースを
堪能をした。
こうして聴くと3人ともプレイヤーとしてもきっちりとこなしていた。
そしてCanacoさん再登場。曲は"エトセトラ"から後半戦の開始だ。フロアも再び盛り上がる。数曲ほどロックナンバーを演じた。
ここでCanacoさんより会場アンケート。初めて来た方?ちらほらと手が上がる。私も手を上げた。ツアーに参加された方?常連を中心にかなりの人数だった。
ツアーを全通された方?前方に多かった。
ということで、初めての方に向けてあらためてメンバー紹介ということに。
つじかほさん、「ギターのfleufleuカレー部部長 つじかほです!」
Ayanoさん、「ベースのfleufleuラーメン部部長Ayanoです!
美森さん、「ドラムのfleufleuゆで卵部部長美森です!」
いつもこういう感じなのか。(笑)
どうやらつじかほさんが急にやりだしたからこうなったようだ。
Canacoさん、「うーん、思いつかない。ギター&ボーカルのCanacoです!」笑
いよいよ終盤。続く曲は"ヨマイゴト"。Canacoさんの踊れ!の合図で最前列ではツーステも。続く"ALLY"とロック調で盛り上がる。
Canacoさんも煽りまくり、ボルテージは更に上がる。
そして、ドラム、ギター、ベースとソロを回す曲も。つじかほさんとAyanoさんの掛け合いはよかった。
感謝の言葉を述べながらも涙ぐむCanacoさん。そして、最後は"薔薇"。涙声で歌うCanacoさん。胸が熱くなる瞬間だった。
ここで、本編終了。手拍子でアンコールを待つ。メンバー再登場。
グッズの紹介。ラインナップはこちら。
各メンバーより一言。いろいろと苦労もあったが周りのみんなに支えられ、ここまでがんばってこれてよかった。そういったコメントだった。ここでも涙ぐむCanacoさん。
バンドの経緯も語っていた。元々は美森さんとCanacoさんの2人で2015年に始めたバンド。ガールズバンドをやりたいと思い、サポートギターだったつじかほさんが正式加入、次いでAyanoさんが加入し、現体制となったようだ。
ラストは"SPICA"で幕を閉じた。定番曲のようだ。最後の力を振り絞り熱唱するCanacoさん。
Canaco、「ありがとうございましたー!flueflueでしたー!本当に幸せでしたー!」
彼女達のこれまでの思いが伝わる2時間のライブだった。
正直、メンバーの皆さんはとてもかわいかった。ただ言えることは見た目だけの人気先行バンドではないことだ。積み重ねてここまで来た軌跡をそのサウンドで感じることができた。
歌も演奏も聴き入るレベルで、初めてでも曲を楽しむことができた。これから更に期待できるバンドであろうと、そう思えた。
■番外編