2021年7月3日 D_Driveフロアライブ神奈川Day-1 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

D_DriveフロアライブDay-1@新横浜STRAGEに行ってきましたー!


「D_Driveフロアライブvol.2【DAY1】」


3月に続いてフロアライブvol.2となるが正確にはSeijiさんの復帰ライブも5月にここで行われたので正確には新横浜STRAGEでは3回目の2DAYSフロアライブ企画である。

私も最近ではD_Driveのライブと言えばこのライブハウスといった感じで定番化してきている状況だ。

本日は雨模様であいにくの天気。東海道新幹線も一時不通だったようだ。
さて、前回のSeijiさんの復帰ライブでは胸熱だったわけだが、今回はあまり余計なことは考えず冷静にライブをじっくりと楽しみたい気持ちだった。

会場に到着した頃には雨もあがってよかった。15:00開場。
今回は2列目ほぼセンター上手寄りに陣取った。着座形式となる。

5分遅れの15:35頃、入場のSEが鳴りChiikoさん入場。残りのメンバー3人はいつも通り後方から入場となるわけだが、SeijiさんとYukiさんは7弦ギターを抱えている。

なんと出だしが"Breakout"。Seijiさんのギターから重々しいリフが刻まれる。この曲からスタートとは珍しい。カッコよさ満載だ。

そしてSEが鳴りつつ、すぐさまギターが6弦レギュラーチューニングに持ち替えられ"The Last Revenge"。Chiikoさんは笑顔で激しくドラムを叩く。

そして、Toshi君はベースソロのところでEDENベースアンプに腰を下ろすというパフォーマンス。


Yukiさん、「こんにちわー!D_Driveでーす!」


Chiikoさんより冷房オーダーの業務連絡。かなり熱いようだ。

この日のChiikoさんのドラムもNATALツーバスフルセットと嬉しい限りだ。


ここまでの移動では雨の影響により高速道路も通行止めで途中で降ろされたそうだ。


本日もマイクを使わずアンプ直接の生音であるとYukiさんより説明。

聴く場所で音が全く違う。ごまかしがきかないとSeijiさん。


"Wings"、"Thumbs Up"と配信曲が続く。Yukiさんはとても楽しそうな表情を浮かべ弾いている。

更に"Begin Again"。Chiikoさんのドラムも冴え渡る激しさ。


ここでサブスク何を使っていますかアンケート。Apple Music、Amazon Musicが多かったようだ。Amazonは意外だった。ちなみに私はYukiさんと同じくSpotifyだが案外少ないんだな。


続くバラード"Shape of Your Life"。伸びやかなトーンに加えYukiさんの魅せる速弾きソロも見せ場のひとつ。すっかり聴き入ってしまった。

ここで初期のレア曲"Runaway Boy"。SeijiさんとYukiさんのハモりのギターアンサンブルは素晴らしかった。

ここで前半のライブは終了。換気タイムを挟みライブは後半へ。

YukiさんはフライングVを抱えて入場。ということはここからDropD曲となるわけだ。
Chiikoさんの抜けのよいドラムがバシバシと鳴り響き"GEKIRIN"。すっかりChiikoさんのドラムに釘付けだった。

ここでなんとレア曲"Amang the Distraction"。妖艶に弾くYukiさんに見とれてしまう。

47都道府県ツアー再々々開の告知。現在33都府県まで開催済みだが、仙台が決まり残り14道県もすでに全ての日程が告知された。これらが無事に開催されれば2019年11月から始まったツアーがようやく完遂する。
かなり強硬なスケジュールだ。機材車でまわることがコンセンプトなので特に北海道、東北地方は雪が降るシーズンまでに完遂しないと来年に持ち越されてしまう。Seijiさんの体調もよいようなので安心だ。

また青森、岩手等も初めて訪れる土地ということもあり、グルメも楽しみのようだ。

さて、カモメが鳴くSEから"Gradation"。エッジの効いたSeijiさんのギターリフ。客席からも手拍子で応酬。

そして、超レア曲な"Mystery Zone"。まさかここでこの曲がくるとは予想にもしない。Seijiさんの凄腕なギターソロには感激の域だった。

Chiikoさんより物販の紹介。在庫切れだったTシャツやCDはツアーに向けて潤沢に準備しているとのこと。

ここから怒涛の如く畳み掛ける。私にとってもこの日のハイライトだ。
まずはChiikoさんのドラムから"1,000,000 hp"。繰り返すがやはりChiikoさんのNATALフルセットツーバスはいい。
脚にフライングVを挟んで弾くYukiさんもカッコいい。

更に"Russian Roulette"。SeijiさんとYukiさんの掛け合うギターソロとハモりは鳥肌ものだ。

最後はSeijiさんのギターリフから"Screw Driver"。メンバーはジャンプ!ジャンプ!客席も着座ながら拳で応える。
Chiikoさんの笑顔のスティック回しも健在だ。
Toshi君のベースは、丁寧に弾いている印象だったが、速いテンポでも卓越した指さばきでついていく。


大きな拍手に包まれメンバー退場。

いつしか拍手が手拍子に変わり、アンコールはこれまたChiikoさんのドラムから"Attraction 4D"。途中、スティックを高々に挙げて立ち上がるシーン!とても楽しそうだ。


こうなれば客席の拳も止まらない。

再燃のうちにライヴは終演となった。

Yukiさん、「ありがとうございましたー!」


セットリスト(130分)
Live1(50分)
01:Breakout
02:The Last Revenge
-MC-
03:Wings

04:Thumbs Up

05:Begin Again
-MC-
06:Shape of Your Life
07:Runaway Boy

換気タイム(10分)

Live2(70分)
08:GEKIRIN
09:Amang the Distraction
-MC-
10:Gradation
11:Mystery Zone
-MC-
12:1,000,000 hp
13:Russian Roulette

14:Screw Driver


Encore

15:Attraction 4D

この日のToshi君のベースアンプEDENは上部をステージに配置し分割した状態に。自ら聞こえる音が近すぎてか違和感ありこうしたようだが、"The Last Revenge"ではアンプ下部に座ってしまったというわけだ。
物販ではブルーのTシャツを購入。これでこのシリーズもコンプリート。
余談だが、1週間ほど前の6/24、Yukiさんのグッズが販売されているYuki's Blue Rosesから注文していたピック型ネックレスと、ファブリック調のブレスレットが届いたので早速この日、身に付けて参戦した。
どちらもYukiさん本人による手作り。
また直筆サイン入りメッセージカード付。ネックレスはYukiさんが実際に使っていたギター弦とボールエンドが練り込まれている凝った品物。

Yukiさんに使いやすくて気に入っていると言ったらとても嬉しそうだった。

そして、それぞれのメンバーには47都道府県ツアーはお気をつけてと声をかけた。

バンドに苦労は尽きないものと言ってしまえばそれまでだが、D_Driveはこれからも試練の連続であろう。

ただ、メンバー本人達はそれさえも楽しむかのように乗り越えようとしている。
ライブを見る限りにおいては既に平常運転。放つ音からは何ら支障もないようにしか聴こえない。

再開される47都道府県ツアーでは、結成以来初めて訪れる土地がいくつもある。
お近くの方はぜひその滅多にない歴史的1ページを体験してみてはいかがかだろうか。




■番外編
今回も前回に続いて横浜ラーメン博物館へ。
この日は「浅草 來々軒」へ。明治43年創業、ラーメンブームを初めて巻き起こしたこの店の復刻版だ。
青竹打ち らうめんを食べてみた。歴史を感じる一杯だったが、味は至ってオーソドックスだった。当時以降この味が広まったのだと解釈すればいいのだろう。