2021年5月30日 D_Drive Seiji復帰ライブDay-2横浜 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

D_Drive Seiji復帰ライブDay-2@新横浜STRAGEに行ってきましたー!

「D_Drive Seiji復帰ライブ!! in Shinyokohama」


Seijiさんの復帰ライブ2日目。昨日の初日は私にとっても涙の感動物語りだったわけだが、本日は冷静に観れるだろう。

14時開場。昨日と同じく上手Seijiさん前の最前列に陣取る。

5分遅れの14:35頃、入場SEより
Chiikoさん入場。メンバーはいつも通り後方から入場。

まずは"M16"よりスタート!昨日のSeijiさんは緊張の面持ちだったが、この日はやったるでー!と言わんばかりに出だしからの気迫が凄かった。

そして最後のYukiさんのターンも決まり、続くChiikoさんのドラムから"Mr.Ratboots"。Toshi君がロングベースソロで魅せる。

Yukiさん、「こんにちわー!D_Driveでーす!」
そして、昨日同様にSeijiさんからこれまでの思いが語られた。

曲は"Attraction 4D"と攻めのセトリ。Chiikoさんのドラムもバシバシに決まる。

そして、"Begin Again"~"Thumbs Up"と配信シングル曲へと続く。
すでにSeijiさんのギタープレイには何ら違和感も感じない。いつものD_Driveのサウンドだ。アンプから響く音を聴く限りにおいては、もう大丈夫だとそう思えたぐらいだった。

Yukiさん、「今日も暑いですが梅雨の季節ですね。」とToshi君に振る。
どうやら次の曲のフリらしいが爆笑を誘ってしまう。笑

次の曲は雨の曲のバラード"Unkind Rain"。表現力豊かなサウンドにしっとりと酔いしれた。
前半のラストは"The Last Revenge"。

ここでしばし換気タイム。この日のBGMはU2だった。

ライヴは後半へ。まずはバラード"Shape of Your Life"。Yukiさんの伸びやかなギタートーン。
そして、カッティングが心地よい"Wings"とYukiさん作曲の曲が続く。
Chiikoさんは曲中器用にもスティックで突っついて扇風機の向きを変えていた。笑
きっとかなりの暑さなのだろう。

今後のライブや47都道府県ツアー再開の告知等。

以降も続々と追加され、かなりスゴい日程になっている。D_Driveもいよいよ本気モードだ。

ここで、YukiさんはフライングVに持ち替える。昨日のセトリはレギュラーチューニングのみの選曲だったが、いよいよ全開盛り上がりのDropD曲が続くのだろうと期待していた。

SEが流れ曲は軽快なGradation。客先からは手拍子で溢れる。

間髪入れずにChiikoさんの激しいドラムから1,000,000 hp。Toshi君はこの曲では指弾きではなくピックを使う。SeijiさんとYukiさんのテクニカルなギターの速弾きはさすがである。特にSeijiさんが難なく弾きこなすチャレンジングな姿はカッコよかったし感激だった。

曲が終わるとChiikoさんがドラムの前に出て部品を探している様子。どうやらあまりにもパワフルすぎてスプラッシュシンバル(小さいシンバル)が飛んでいってしまったようだ。
私は角度的にSeijiさんに被っててその瞬間は見逃したが…。

Yukiさん、「スネアが破れたとかやったらわかるけど、スプラッシュシンバル飛ぶってコントやん!」笑
会場はしばし笑いに包まれる。

メンバーがMCで繋ぐ中、なんとかなったようだ。ここでChiikoさんより物販の紹介。昨日に続きファイルの説明でToshi君に振られ、Chiikoさんの「惜しい!」はすでにネタになっているようだ。笑

いよいよライブも終盤。
Chiikoさんのカッコいいドラムの出だしから"GEKIRIN"。オリジナルNATALフルセットツーバスから繰り出すChiikoさんの激しさ溢れるドラムはサイコーだ。
そして曲中、SeijiさんとYukiさんが向き合うあのポーズ。

続く"Russian Roulette"とこの流れはシビれるほどにメタル魂をくすぐられ、めちゃめちゃよかった。
Yukiさんとの超絶ギターアンサンブル。目の前で見ててあらためてSeijiさんはスゴいギタリストだと、ハンディがあるのをわかっているが故につくづくそう思った。

ラストは"Screw Driver"。名古屋公演で身体に異常をきたしたのはこの曲だった。
その時は急に視界を失い、あの世に行ってしまったのではないかと本気で思いながら、恐怖と戦いつつ最後まで弾いていたと語っていた。

リベンジとばかりに気合い充分な出で立ちでのワウを踏みつつ凄まじいギタープレイだった。
やはりこの曲なくしてD_Driveのライヴは終われない。後にも語り草となる曲となるであろう。

大きな拍手に包まれ、いつしか手拍子に変わりメンバー再登場。

わざとらしくYukiさん、「アンコールは何にしようかなぁ?(うふふ)」と言いつつ7弦ギターを抱える。すでにネタバレ。あの曲しかない。

アンコールは"Breakout"。大好きな曲だ。
Seijiさんの背後にあるMarshallアンプから繰り出す音圧はスゴかった。

席配置的にSeijiさんのMarshallアンプから伝わるギター音だけが爆音で、他のパートの音は小さく聴こえるのは仕方がないことである。この2日間はこれでいいのだ。

Seijiさんのギターを聴きに来たと言っても過言でないライブなのだから。

Yukiさん、「ありがとうございましたー!D_Driveでしたー!またお会いしましょう。」

こうして、Seijiさんの復帰2Days公演は終了した。

セットリスト(155分)

Live1(60分)

01:M16

02:Mr.Ratboots

-MC-

03:Attraction 4D

04:Begin Again

05:Thumbs Up

-MC-

06:Unkind Rain

07:The Last Revenge


換気タイム(15分)


Live2(75分)

08:Shape of Your Life

09:Wings

-MC-

10:Gradation

11:1,000,000 hp

-MC-

12:GEKIRIN

13:Russian Roulette

14:Screw Driver


Encore

15:Breakout


私にとっては、不安と楽しみが同居するかのような2日間であったが、ライブが始まればあっという間に時間は過ぎ楽しむことができた。


バンド内ではいろいろと苦難もあるのだろうが、ファンたるD_DriveRの前で見せる表情は明るく心底ライブを楽しんでいる様子が伝わってきた。


Seijiさんには2日間のライブに参加して、D_DriveRの一員としては、ある意味安心したことを伝えた。


本人としては、ライブ中でも狭い視界の影響から、一瞬フレットを見失うこともあり、まだまだ満足しているものではないようだ。さすがは完璧兄さんの愛称(古いかも。笑)を持つSeijiさんには脱帽だ。


コロナ禍の閉塞感が続く世の中であるが、私も頑張ろうと逆に元気をもらえた。


Chiikoさん、Yukiさんのいる物販へ。

ポイントカードはようやく5個目の特典動画のQRコードを頂いた。

かなり経っているので2019年の内容の動画だったのは仕方がない。笑

ChiikoさんのMCをマネして「惜しい!」のくだりを私もやってみた。笑

そしてクリアファイルブックを購入。

中にはメンバーサイン付きのシートも入っている。さて、何を入れようか。実は何も決めてなかった。
楽譜を入れるのに便利ということだ。
尚、D_Driveは一部の曲で楽譜も販売している。
これからも、健康に留意して再々開となった47都道府県ツアーを今度こそは中断することなく完遂することを心から願っている。


試練に立ち向かう気持ちと実力を兼ね備えたD_Driveをこれからも応援していきたいと思う。

(D_Drive Twitterより)


では、最後に麗しきYukiさんを置いておこう。

(D_Drive Yuki Twitterより)


Chiikoブログ_5月29,30日は、新横浜strage《Seijiさん復帰ライブ》でした! 



■番外編

この日も昨日に続いて横浜ラーメン博物館に行ってきた。


時間もあったので今回は展示物などを見てすっかり観光気分だ。笑



この日は山形の「龍上海本店へ」
からみそラーメンを食べてみた。ほどよい辛味と味噌がマッチしておいしかった。チャーシューが特大なのが特徴的。
帰りにはシウマイ弁当を買って帰った。
ちょっとしたグルメ旅2Daysだった。笑