BAND-MAID配信ライブを観てみましたー!
「BAND-MAID "THE DAY OF MAID"」
5月10日はBAND-MAIDファンであれば言わずとも知れたメイドの日。この日は定例ライブが毎年行われる。今年も有観客で予定されていたものの、またもやコロナ禍の諸事情により無観客配信に切り替えざるを得なくなった。
4月27日の発表であった。
何度目だろうか。いったい、いつになったら有観客ライブが実現するのであろうか。もう、一年以上に及ぶ状況だ。
物販もオンラインで行われた。
私は元々平日ということもあって、仕事の都合で会場に足を運ぶことは諦めていた。配信を後日ゆっくりとアーカイブで楽しませてもらうこととした。
まず、登場したのはcluppo。小鳩ミクソロプロジェクトである。メイドの衣装を脱ぎ捨ててPOPにギターを弾きながら歌う。バックバンドはなくオケに合わせて歌うスタイル。トレードマークのツインテールは変わらない。
ということであっという間の出来事だった。ある意味新鮮でかわいかった。
舞台裏ではバタバタと忙しくいつもの衣装に着替えているのだろうと察しながらしばし待つ。10分後ぐらいに画面は再びステージへ。
ギターサウンドのSEでメンバーが順に入場。「Let's Go!It's Showtime!!」とAKANEのドラムが突っ走り激しさ溢れる"Different"からスタート!この曲からきたかー。
続く"NO GOD"で魅せるAKANEのドラムで攻める。
「くるっぽー!バンドメイドのお時間ですっぽー!ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽっ、ぽー!」早着替えだったMIKU。
本日はあーちゃんことAKANEからいつものコール。緊張しつつ…。
「いらっしゃいませ、ご主人様…」
SAIKIから「おい!メイドカフェで働くなよ。」と突っ込みが入る。笑笑
「お帰りなさいませ、ご主人様、お嬢様。ようこそバンドメイドのお給仕へー!」
(今度はうまくいった。笑)
スペシャルバージョンとして隊列変更。左右入れ替わっていた。いや背後にドラムがないということはこれはステージを降りてフロアでの演奏だ。
ここから新譜のアルバム「Unseen World」の曲が続く。
まずは、出だしの咳払いから再現した"Why Why Why"。
KANAMIと向き合い歌うSAIKI。
SAIKI、「後半戦、まだまだいけますかぁー!」
"CHEMICAL REACTION"。ヘヴィなミディアムテンポな曲だ。
おっ、ここで。あのSEが流れ、アルバム「Unseen World」のリード曲、"Warning!"。カッコよすぎて引き込まれていった。
SAIKIの説得力ある歌も凄まじかったが、支える楽器隊もお見事とばかりに魅せてくれた。
前作より"Wonderland"。ここでもSAIKIは聴かせてくれた。
SAIKI、「画面の前のみなさん、歌ってくれてますかぁー!」
「ありがと…」
ほとばしるMISAのスラップベースから始まるアレンジで、定番の"Play"。
アングルが何か変だなと思っていたら、SAIKIとMIKUはステージを降りての演奏をしていた。
SAIKIは滅多に見せない笑顔もこぼれとても楽しそうだった。
ステージセンターにはMIKUが立ちリードボーカルをとる"サヨナキドリ"。熱唱するその姿はとてもよかった。
さぁ、ここで恒例の「おまじなーい!ターイム!」
そしてライブもラストスパート。
"screaming"~Choose meとノリのいいキラーチューンが続く。
そしてサイコーな展開の中、ラストは初期曲"FREEDOM"。メンバーが次々とステージから降りての演奏。
もはやほぼバックヤード状態でのKANAMIのギターソロ。
MIKU、「バイバイ、くるっぽー!」
セットリスト(120分)
cluppo (O.A)
01:Peace&Love
BAND-MAID
01:Different
02:NO GOD (New!)
03:I still seek revenge. (New!)
04:DICE
05:After Life (New!)
-MC-
06:Youth (New!)
07:Dilemma
08:Why Why Why (New!)
09:Manners (New!)
10:H-G-K (New!)
-MC-
11:CHEMICAL REACTION (New!)
12: Warning! (New!)
13:本懐 (New!)
14:Wonderland
15:about Us (New!)
16:endless Story
17:Play
18:サヨナキドリ (New!)
-MC-
19:screaming
20:Choose me
21:BLACK HOLE (New!)
22:FREEDOM
新譜「Unseen World」からの新曲を中心としたセットリスト。やはり楽曲がよければライブも楽しい。全22曲と充分な内容だった。
そして、各メンバーの安定感あるパフォーマンスには満足のいく内容だった。
このBAND-MAIDの成長はスゴい。もはや世界で評価されるガールズバンドだ。
そして、ステージを降りて演奏する演出にも楽しまさせてもらった。特にメンバーの楽しそうな表情が印象的だった。
「また絶対にお会いしましょう。」の言葉には、いつかきっと有観客でお給仕するから、その時まで待っててね。そういうメッセージに受け取った。
今は配信でガマンだが私もその時を楽しみに待って、これからも応援したいと思う。