2020年11月21日 Mardelasワンマンライブ東京 | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

Mardelasワンマンライブ東京@高田馬場CLUB PHASEを配信で見てみましたー!

「Team Mardelas Project #3 Unite Team Mardelas!」
Mardelasの有観客ライブはいつぶりだろうかというぐらい久しぶりのことである。私も会場まで足を運ぶか最後まで悩んでいたが、コロナ禍で感染者急増の昨今、結局は今回も配信で観ることとした。入場者数の制限はあったにせよ前売りチケットはSoldOut。いい傾向ではなかろうか。

Mardelasとしては、怪我の療養として活動休止中となっていたドラムのホット兄さんことYumiさんが急遽脱退。結婚を機に人生を見直す機会となったのかもしれない。

(Mardelas公式Websiteより)

そして、Mardelasは正式メンバー3名でアー写も刷新された。
(Mardelas 公式Twitterより)

MardelasとしてはYumiさんが正式に脱退してから初のライブとなる。この日のサポートドラムもトーマスさん。
さて、定刻の19:00幕が開き、"Mardelas the THIRD"のSEとともに順にメンバー入場。フロアから声は出せない為、拍手を煽るマリナさん。
となると当然"World vs Honer"よりスタートとなる。だが、しかしマリナさんの歌声が届かない。
どうやらマイクの調子がよくないようだ。初っぱなからのトラブル。スタッフが替えのマイクを持ってきてリカバリー、曲は止めずにそのまま続く。
どうなることかと思ったがとりあえずホッとした。
樹京さんの迫真のギターソロ!
更に樹京さんがリフを刻み"神風"。フロアから上がる拳も熱を帯びる。
更に"Deception"とノリのいい曲が並ぶ。
樹京さんのギターソロ。マリナさんのシャウトにヘドバンと激しさも増す。
マリナさん、「こんばんわー!マーデラスです!」久々の有観客ライブにマリナさんもとても嬉しそうだ。
配信のみと、お客さんが入ったライブは演る側としても全然違うと。

サポートドラムトーマスさんの紹介。ここ最近のライブでは彼がサポートとして支えている。
続いては"千羽鶴"。妖艶に歌うマリナさん。
続く"Outsider"。マリナさんのフライパンも繰り出す。樹京さんのギターはゲーム音なワーミーもあり思わず笑みも浮かべる。
そして、"Bullseye"。好きな曲だ。マリナさんの情感極まる歌声。
樹京さんの卓越したギタートーンで魅せてくれる。
すこぶる上機嫌でMCでも笑顔が絶えないマリナさん。Youtubeチャンネルの告知など。
ここからミディアムテンポの曲が並ぶ。まずは"Phantasia"。樹京さんの淀みなきギターサウンドはいつ聴いても素晴らしい。
曲は更に"Rock On!"~"Crossroads"と続く。
そして、"蛇に牡丹"へと続く。ハイスピードなメタルサウンドのみならず、こうして聴かせる曲もMardelasの持ち味なのだ。
もっさんのベース音もMardelasの音により馴染んでいるように感じた。
トーマスさんもワイルドなドラムで魅せてくれた。
物販の紹介。マリナさんデザインのNew Tシャツ。
ラインナップはこんな感じ。
続いては、過去にアコースティックバージョンでは演奏したことはあるものの、バンド形式としては初演奏、超レア曲となる"都会の黄昏"。樹京さんの泣きのギター。
マリナさんの歌声もじっくり聴かせてもらった。
ここからは畳み掛けてくる。まずは"Cleopatra"。キーボードソロの部分もギターで弾くバージョン。更に好きな曲"D.D.C."。樹京さんのギターソロに続きもっさんもベースで魅せてくれた。
見せ場のマリナさんの絶叫ハイトーン!
フロアも声は出せないまでも、拳か突き上がりかなりテンションも上がっていたようだ。いやー、カッコよかった。
マリナさん、「あと、2曲です!本日はアンコールはありません。」
マリナさん、「アー、ユー、レディ!」久々に聞くこの煽り。
いよいよクライマックス。
定番"Daybreak"。マリナさんの絶叫ハイトーン!
心で交わす「共にー、同じー」の歌詞。
樹京さんのギターソロから、
もっさんのベース。
ラストは"Apocalypse"。全てをフロアに向けた気合い充分なライブもいよいよ終演!
マリナさん、「どうもありがとうー!」大きな拍手に称えられる。
こうして怒涛のワンマンライブが終了となるのであった。

セットリスト(95分)
01:Mardelas the THIRD(SE)
02:World vs Honer -仁義なき戦い-
03:神風
04:Deception
-MC-
05:千羽鶴 -Thousand Cranes-
06:Outsider
07:Bullseye
-MC-
08:Phantasia
09:Rock On!
10:Crossroads
11:蛇に牡丹 -snake peony-
-MC-
12:都会の黄昏 -Urban Twilight-
13:Cleopatra
14:D.D.C.
-MC-
15:Daybreak
16:Apocalypse

ここの会場の配信ライブは初めてだったが、音もかなりよく、映像も気遣った撮り方をしておりとても好感が持てた。もちろん、Mardelasの演奏も気合いを感じいつもながらの高い完成度だったと思う。

Mardelasの今をワンマンライブとして体現できたことは、ある意味貴重なライブだったかもしれない。
観客を目の前にしたステージに溢れんばかりの嬉しさがにじみ出るメンバーがとても印象的だった。