2019年3月30日 D_Drive 10th Anniversary Live OSAKA | ミツのロックなライブレポート

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1980年代のHR/HMファンです。ライブハウスにも出没しています。
あくまでも個人的な感想をライブレポートしています。基本的にネタバレですので自己の責任においてご覧下さい。

D_Drive 10周年ワンマンライブ大阪@十三GABUに行ってきましたー!

「D_Drive 10th Anniversary Live」



ファンであるD_DriveRの間では、既に周知のことではありますが、D_Driveは今年10周年。そして、更にMarshall RECORDSより世界デビューも決定。6月1日にはキャパ4000人のMarshall Arenaにてイギリスでのライブも予定されています。

そして、今回はその10周年を記念したワンマンライブ。私は前月2月以来の今年4回目ですが、なんと通算50回目と、私にとっても節目となるライブとなりました。

さて、15:00前に会場着。会場入口にはD_DriveRからお祝いのお花が。

そしてまずは先行物販から。10周年記念のTシャツを購入。
背面はトロフィーのようなデザインになっていて、過去D_Driveがリリースした全曲名が記載されています。Chiikoさんのデザインとのこと。

ファンクラブ「D_DriveR's Room」会員の特典も頂きました。
(サイン付きのアー写)

そして、今回はD_Driveとのタイアップアクセサリーも販売している古くからの付き合いのある、Lycoris社も出店。

この日より10周年を記念したシルバーのドッグタグを販売。しかも本日は先着限定で10文字程度の刻印もして頂けます。

ということで、かなりの出費となりましたが記念に。

過去のシルバーアクセサリーもメンテ、クリーニングしてくれるとのことでこちらを。
ピカピカに。

16:00開場となり続々と入場。それぞれの想いを持ったD_DriveRで埋め尽くされ、17:00暗転。

いつもと違う壮大なテーマのSEが流れる。すると上手側の壁面のスクリーンに、D_Driveの10年の歴史が2009年から年ごとにスクロールして映し出される。

静寂の中、画面を見守るフロアのD_DriveR。D_Driveを知ったのは2011~2012年、初めてライブを見たのは2013年、初のワンマン参戦は2014年だったと自らの50回の軌跡と重ね合わせつつ、感慨深いものがありました。それぞれが想いを馳せたことでしょう。

そして、最後はこの日のライブが記され終了。会場は拍手で溢れる。
まるで映画のエンドロールを見ているかのような10分以上にわたる映像。

ライブやリリースだけでなく、雑誌への掲載やもちろんYukiさんのXPERIA CM出演も。Seijiさんが克明に記録したものを、Chikoさんが映像化したらしい。

前を向き視線はステージへ。そこに立っていたのはMarshall社でPRを担当しているD_DriveRならばお馴染みのShigeさん。

ShigeさんによるMCでD_Driveが語られる。
D_Driveの歴史とほぼ同じくした付き合いの始まりや、Seijiさんと水面下で詰めてきたMarshall Recordsとの契約。
更にMarshall社 社長からのビデオメッセージ。

そして、詳細はライブ中のMCに譲るが新機材導入やその他海外でのライブが追加で決定。

世界デビューアルバムは6/1リリースに向けて着々と進んでおり、世界流通の国際盤の他にも、D_Drive国内ライブ会場限定版やLPレコード盤も用意されていると。

秋にはMarshall Gala開催が決定しD_Driveも出演予定。
いきなり消化できないぐらいの盛り沢山な内容でした!

そして、17:30頃。いよいよ!Shigeさんの「Are you ready to ROCK!」の声とともに、いつものSEが鳴り幕が開く。

そこにあったのはいつもと違う光景!ChiikoさんのNATALツーバス、Yukiさんの真っ白なMarshallアンプ!あり得ないことが起きてて笑顔になるほど嬉しかった。

そして、Chiikoさん、Toshiくん、Seijiさん、Yukiさんと順に入場!手拍子で煽る。気合い充分な面持ち。

Yukiさんのリフから"Drive in the Starry Night"。
フロアにはいきなり拳が上がる!Yukiさんの気合いを感じるソロ!Seijiさん、Toshi君、Chiikoさんと続くソロ回し的な好きなところ!

最後の3人の揃ったフリもキマって、Yukiさん、「こんばんわー!D_Driveでーす!」

既に汗だくなSeijiさんのリフから"M16"。いつもの煽りの掛け声!前に出るメンバー!
Chiikoさんの笑顔のツーバスの佇まい。めっちゃ似合ってるー!ワウを踏むSeijiさんとYukiさんのギターソロ!

最後のYukiさんの華麗なターンもキマって、"Attraction 4D"と攻めるセトリ!フロアも一気に熱がこもる!ヘドバン!ヘドバン!折り畳み!折り畳み!

Yukiさん、「D_Drive 10th Anniversary Liveへようこそー!」
Chiikoさん、「ちょっと情報量多いよね。整理しよ!笑」って感じで。

と、ここでメンバーの新機材の紹介。
Toshi君のEDENベースアンプ、ChiikoさんのNATALツーバス、Seijiさんの拘り抜いたMarshallアンプ、Yukiさんの真っ白なMarshallアンプ。
メンバーそれぞれとても喜んでたし感慨深い感じでした!
(終演後に撮影)

初期の"Runaway Boy"~"Peach Fizz"と続き、バラード"Unkind Rain"、更に高難易度な"Lost Block"へと続く。

新たなアンプやドラムから奏でられる音をしっかりと受け止めるように聴き入っていました。

この10年の中での思い出のライブ等をメンバーそれぞれから語られる。

"Gradation"~"GEKIRIN-逆鱗-"と新し目の曲。この2曲が収録されたシングルは既に完売。

現在国内リリースされているアルバム、シングルは在庫限りでMarshall RECORDSとの契約により、今後の再販の予定は一切ないという。
(もちろん私は全てサイン入りで確保済み。)

カッコいいなぁ。盛り上がったところで更に"Russian Roulette"へと続く。SeijiさんとYukiさんの超絶な掛け合いのギターソロ!素晴らしい!

更に思い出話等の楽しいMC。SeijiさんよりToshi君の加入にまつわる話なども。ちょうど加入1年。

バラード"Shape of Your Life"に聴き入っていると次が、まっ!まさかの通常はスタート曲である"Hyper Driving high"。しかも途上でメンバー紹介とコール&レスポンス!更に"Hyper Driving high"で始まる時には必ずラストはこの曲と様式美と拘りを持った"Over REV"がここで連続!初の試みだった!

更に"Mr.Rat Boots"と続く。Toshi君がセンターに立ち元気一杯!ノリノリで超絶ロングベースソロ!やはり背後ではお約束のSeijiさんがToshi君のワウを踏む!

6月2日に20会場400バンドが出演と壮大な規模でロンドン最大となるカムデンロックフェスにD_Driveが出演決定。

Yukiさん、「6月1日マーシャル・ライブの翌日は、こちらのカムデンに来て頂くコースとなっています。笑」

続いて、10月には上海で4日間開催され10万人以上動員されるという世界最大級の楽器ショー、ミュージック・チャイナへD_Drive出演決定!

Yukiさん、「ロンドンに比べても中国はすごく近いので、すぐ来れますね!笑」

(この日はYukiさんの「海外にもD_Drive観に来てね!」推しがスゴかった!笑)

Yukiさん、「皆さん、動きやすい靴を履いて来て下さい!笑」

Seijiさん、「中国地方の感覚で言うてるし…。笑」
Chiikoさん、「みんな行く前提になってるし…。笑」

いよいよ終盤戦。"Begin Again"~"The Last Revenge"。新たなスタートとこれからの戦いを描くように。絶対的な安定感に魅了されます。

最後は"Cassis Orange"で煽りのフリで拳も上がり、めちゃめちゃ盛り上がって締めましたー!

すかさずフロアで巻き起こるアンコール!ほどなくメンバー再入場!
Chiikoさんより物販の紹介。

Yukiさん、「ライブに来てくれるD_DriveRの皆さんのおかげで10年続けて来れました。たくさんの関係する方々にサポートされ、本当にありがとうございます!」

Chiikoさんの軽快なドラムが鳴り"1,000,000hp"。凄腕な演奏が再び繰り広げられる。そしてSeijiさん、ギター降ろしグラサンをかけてセンターへ!10年の想いを込めたミリ音頭にフロアも応える!

Seijiさんがセンターで煽る!
Yukiさん、「いくぞー!」
最後は"Screw Driver"。ジャンプ!ジャンプ!で大盛り上がり!

Yukiさん、「ありがとうございましたー!」

そして撮影タイム。


「みなさん、ありがとうございましたー!」

盛大な拍手とともに終演。

セットリスト(160分)
01:Drive in the Starry Night
02:M16
03:Attraction 4D
-MC-
04:Runaway Boy
05:Peach Fizz
06:Unkind Rain
07:Lost Block
-MC-
08:Gradation
09:GEKIRIN-逆鱗-
10:Russian Roulette
-MC-
11:Shape of Your Life
12:Hyper Driving high
13:Over REV
14:Mr.Rat Boots
-MC-
15:Begin Again
16:The Last Revenge
17:Cassis Orange

Encore
18:1,000,000hp
19:Screw Driver

Photo Session

この日の集合写真

メンバーアップ
(D_Drive Twitterより)

今回は各パートのソロタイムはなかった。曲をたくさん演ろうという意図だったらしい。10年間の軌跡の中で一曲でも多く聴いてほしいということだったようだ。

終演後はステージの幕は開いたままで、ご自由に撮影下さいとのことでした。
Toshi君の地味ながらLEDが光るEDENベースアンプ。スピーカーのネットにはピックの模様をデザインしているらしい。
ChiikoさんのNATALツインバスドラムセット。この日には間に合わない予定だったがギリギリ間に合ったとのこと。しかし、急だった為にパーツが不足しており、実際にはシングルバス&ツインペダルでしのいだとのこと。

私は以前からChiikoさんのツーバスを見てみたいとずっと思ってたのでとても嬉しかった。
SeijiさんのMarshallアンプ。今まで使っていた限定品と同クロス。Marshallは昔のOLDロゴを使用といった拘りよう。
YukiさんのMarshallアンプ。ESPギターと同じくYuki Blue Rose模様をあしらった真っ白なアンプはとても綺麗。

終演後は撤収の時間がかなりタイトだったようで、今回は珍しくメンバーが物販に出て来ることはありませんでした。
D_Driveは10年の節目に、いざ世界へと新たな扉を開こうとしています。
そして、この日の翌々日には新元号「令和」の発表。

時代が平成から令和に移り変わろうとしている今、D_Driveも世界中で認知されるバンドを目指して、まさに新たな時代を駆け抜けようとしています。

後に語られるであろう今、歴史の目撃者になり得たことは、私を含めD_DriveRの誰しもが喜ばしく、また誇らしく思ったことでしょう。





(D_Drive Twitterより)

【番外編Part1】
本日のD_DriveR打ち上げは15名ほどが参加!
「D_Drive 10周年おめでとう!カンパーイ!」


昨年同様、塚田農場のサービスがスゴすぎだー

マジで感動!皆さん、これからもよろしくお願いします。

【番外編Part2】
私にとってのD_Driveをその歴史とともに振り返ってみました。

■2009年 大阪モーターショー「TOYOYA FT-86 concept」
偶然が重なりこれがYukiさんを知るきっかけに。D_Driveのメンバーだとはこの時、知らなかった。

■2009年 "Cassis Orange"のギターカラオケで弾いてみた。
このフロント、リアのスイッチャーの切替回数になんじゃこれはーと100回以上は見た。

■2011年 ギター教則 「一緒に弾ける!速弾きギター超入門」D_Drive Yuki

■2011年 ドラム教則「ゼッタイ叩ける!ドラム・フィルイン超入門」D_Drive Chhiko

■2012年 ギター教則「リズムからソロまで完璧に弾けるギター・トレーニング」D_Drive Seiji
最初はメンバー皆、楽器の講師だと思っていた。

■2012年 「FUZZ INTERVIEW」
Part1
Part2
これで、D_Driveが何を目指しどんなバンドかをきちんと理解する。

■2011年 「スゴ腕弾丸ツアー」
いつかはライブを見てみたいと思うようになり音源を鬼リピして聴いていた。

■2012年 「D_ICHIGEKI」
スゲーライブだなぁと対バンの快進のICHIGEKIまでもこれで好きになってしまった。オンザ!オンザ!ゲーム!笑

■2013年 「LIVE IN TOKYO」ダイジェスト
D_Drive生演奏初体験は2013年福岡だった。

■2014年 「美女と野獣と金髪」
この頃はまだミリ音頭は存在していない。

■2015年 「ワンマンライブ」
大阪に移り住みワンマンは2014年大阪が初。
極度に緊張していた。終演後の物販では一言残すぐらいしか話せなかったが、メンバーの皆さんは気遣うようにとても優しかった。

■2016年 「ギブフェス!」
これは行った。その1年前の2015年、ここで行われた3rdアルバム「R」発売イベントをきっかけに以降、本気モードでライブに通うようになる。

■2016年 「ワンマンライブ」
この年のワンマンは大阪、名古屋に参加。関西を出た初の遠征だった。このツアーで"The Last Revenge"、"Shape of Your Life"初演奏。
更にミリ音頭が華々しくデビューを飾る。

■2017年 「VOICES Guiter Ver.」
CM出演は驚愕するほど驚きだったし嬉しかった。だから、私もXPERIA。名古屋にて筐体サイン最速第1号に。ギターバトルな"VOICES"ライブバージョンが以降、数多く演奏されるようになる。更に"Gradation"初演奏。
この年からこのブログもスタート!

■2018年 「楽器フェア ESPブース」
この年、"GEKIRIN-逆鱗-"初演奏。Toshi君が加入。ライブには行くも色々と私の気持ち的には不安定な時期もあった。

■2019年 「Sigh to Marshall RECORDS」
世界に出てほしいバンドだとずっと思ってたので、Marshall RECORDSとの契約は素直に嬉しかった。

そして、私は、この日でD_Driveのライブ参加が50回目に。

思えばD_Driveが凄腕なHR/HM系インストバンドでなかったら、関西在住のバンドでなかったら、ここまでファンを思いやるメンバーでなかったら、D_DriveRの仲間達と知り合わなかったら…、私はここまでライブには行ってなかったかもしれない。出会いというのは不思議なものだ。

そして、これからも応援しています!