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カラオケと48グループおよび46グループ関連と資格試験と

タイトルの件についていろいろと綴っていくブログ。業務多忙のため、不定期更新。

精密採点DX-Gの詳細について書いていきます。従来のDXにボーナス点がついたものです。最近はAiに取って代わりつつあるものの、まだまだカラオケ番組で使われています。Aiよりもボーナス点の幅が少なく音程に関しての評価が厳しいので、より厳密かつ正確だとされています。基本的には、音程バーに合わせてテクニックを駆使しながらただ歌うだけです。データは1ヶ月単位で更新されます。経験上、中旬→上旬→下旬の順に得点しやすいです。テクニックは、しゃくりとこぶしとフォールとビブラートの4項目で構成されています。

 

ジコチューで行こう(11) ジコチューで行こう(12)

 

夏色えがおで1,2,Jump(15) 夏色えがおで1,2,Jump(16)

 

上の画像の1枚目では、総合得点と全国平均点が横棒グラフで表示されています。その脇に各項目別にレーダーチャートが表示されます。赤が平均点、青が自身の得点です。レーダーチャートの下には講評が書かれてある分析レポートが表示されます。2枚目には音程、表現力、各項目詳細が表示されます。音程については80%が基準となっており、80%以上100%未満の場合は青の点で表示されます。100%の場合は点が星に変わります。80%未満の場合は赤の点で表示されます。それらが折れ線グラフとなって表されます。この音程が最も重要です。音程バーは音程の正確率によって色が変化します。90%以上の場合は虹色、80%以上90%未満の場合は金色、70%以上80%未満の場合は赤色、60%以上70%未満の場合は青色、60%未満の場合は無色になります。

 

表現力は経験上得点を稼ぐことは難しいです。抑揚の得点としゃくりの回数とこぶしの回数とフォールの回数が表示されます。各項目はロングトーンの上手さ(5段階)、ビブラートの上手さ(5段階)および合計秒数と回数とタイプ、安定性(10段階)、リズム(7段階)、声域で成り立っています。リズムが走りがちになると減点されます。ビブラートのタイプにはいくつかの形があり、以下のようになります。自身は8割から9割がC-3型かC-2型になります。たまに外れてH型になることもあります。ごくまれにD型、E型、F型、G型も出ます。

 

<参考>

 

 

:ノンビブ形(ビブラートが全くないタイプ)

 

:ボックス型(早く小刻みに揺らすタイプ)

 

:ボックス型(標準的なタイプ)

 

:ボックス型(大きくゆったりと揺らすタイプ)

 

:上昇形(音程が少しずつ上がっていくタイプ)

 

:下降形(音程が少しずつ下がっていくタイプ)

 

:縮小形(振幅が小さくなっていくタイプ)

 

:拡張形(振幅が大きくなっていくタイプ)

 

:菱形(振幅が大きくなった後で小さくなるタイプ)

 

A、B、Cはさらに3つずつに分かれます。1から3まであります。振幅の深さを表しています。1が浅い、2が標準、3が深いです。A-1、B-2、C-3などと表記されます。声域については、その音が出せていないと該当する鍵盤が赤くなって上に×印がつきます。たとえキー調整をしてその音が出せていたとしても、1オクターブ下ならば、鍵盤の高音部分が全て赤くなって上に×印がつきます。

 

曲にもよりますが、C-3→C-2→B-3→B-2→A-3→A-2→C-1→B-1→A-1の順に有利なビブラートとなっています。Nは著しく採点に不利なので論外です。DからHは、ボックス型を失敗したものだとされています。経験上、採点に不利とも有利とも言えません。

 

ボーナスなしの得点のことを素点と呼びます。ボーナス点は、レーダーチャートの中で最も評価が高かった項目のいずれか1つが加点されます。ただし素点で80点未満の場合は加点されないことがほとんどです。減点はされません。経験上、ボーナス点ありで90点を超えたら十分に上手だと言ってよいと思います。ボーナス点ありで90点以上を取れるのは全体の8%未満、95点以上を取れるのは全体の1%未満だとテレビ番組で紹介されました。

 

獲得点数によってBGMが変化します。80点未満、80点以上90点未満、90点以上95点未満、95点以上の4段階あり、後になればなるほどBGMが豪華になっていきます。一般的に、-1(ハイフン1)のビブラートはN(ノンビブ形)に次いで採点上不利だとされています。先程の画像は95点以上の例です。曲を問わず、一般的にはめったに出すことができません。

 

自身は48グループおよび46グループの楽曲を歌うことがほとんどで、原則としてキー調整ありのスピード調整なしの完全通常歌唱で歌っています。95点以上を取った楽曲はこれまで8曲です。日向坂46で1曲、乃木坂46で3曲、SKE48で4曲です。複数回超えた曲もあります。個人的に、JOY SOUNDの分析採点マスターで100点を取るよりも、LIVE DAMの精密採点DX-Gで95点を取る方が遥かに難しく価値があると思います。