一昨日、宮崎県で大きな地震があり、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。
これに伴い、当社でもBDPの初動を開始しており、多くの大企業も同様の対応を取っているようです。
当社の対応といたしまして、、、
① 保有車両の燃料残量制限を実施して、各車両の燃料残量が半分以下にならないように指示
② 臨時情報の対象地域に当社大阪営業所が入っている為、本社に備蓄している食料品や飲料水、簡易トイレなどを移送
③ 福岡営業所も対象外であるが、念の為、本社備蓄を移送
④ 放出備蓄の補充手配を実施
⑤ 発災時の対応を確認
を行いました。
そんな中、昨晩の神奈川県西部を震源とした地震が発生。。。
西日本向けの車両が出発準備を行っている時に緊急地震速報が...
出荷作業を中断して、道路やフェリー(横須賀港出航予定)の運行状況を確認...
『昭和』でしたら…
関越道~上信越道~長野道~中央道…
なんて経路もやっていたかもしれませんが、今は『令和』ですので完全NGです。
大阪、名古屋のスライド納品対応の確認やクライアント各社への当社対応の連絡などを行いまして、全てのクライアント様よりご承諾いただいて、陸送分の運休が決定したのが、発災から約30分後でした。
念の為、各クライアント様と当社内に一斉メール送信を行い情報を共有して、初期対応を無事終了しました。
当社のサスティナブル対応に基づき、従業員の安全確保や高速道使用不可による長時間労働の抑制することが出来ましたのは、各クライアント様のご理解と柔軟なご対応によるものだと深謝しているところです。
当社が、全て元請けとして受託していることで、直接ご担当者の携帯電話などに連絡が取れ、大変速やかな解決につながったと思います。
従業員の皆様の協力もあり、本日・明日の2日間、臨時便の手配がスムーズに確定することが出来ましたので、従業員の皆様にも感謝いたしております。
南海トラフ地震臨時情報が継続しておりますので、『調査終了』まで気を抜かずに、事業を行ってまいります。
フェリーは定刻通り運航中のようです