東野圭吾/変身彼が変わっていく。脳の移植を受けてから、進化していくように見えて、次第に暴走していく。暴走していくというよりも、能力と本能がありのままにむき出しになっていく。ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公を思わせる人物が、そこには出来上がっていく。底冷えするほど、怖い作品です。