こんなかわいいアルバム 
おとうちゃん使っていたなんて!!
父 おとうちゃん
魂のみになったので、
代わりにその部屋を
整理しまくっており
 
こんなかわいいアルバムに
家族の 過去から
選り抜いた写真を
集めてあった

私が幼稚園から 
母の一周忌くらいまでのもの

娘はみんな姓が変わり

母が先立ち

ひとり暮らしになって
8年半
病に倒れるまで、
楽しもうと頑張っていた。

彼の所持品ほぼすべてに
目を通したが 

これほど何もかも
とっておくひとだとは思わず。

出せなかった手紙が10通以上
これは本当に彼が書いたのか?
と思うものもあり

わたしなら 出さなかったなら
破り捨てるのに。

記録魔 自分好き?
であったのか。

信じられない気持ち。

おそらく母も
父のことはあまり理解できていなかったし

父も母のことは同様に‥‥‥

あまりに違うから惹かれたり

あまりに違うから合わなかったり

人間は複雑で、感情とか考えを
表すとしても 多くて7割だろう

わたしなどはかなり出すほうだ
がそれでも多分、7割程度だから。

去ってから知るのは
何とも言えない気持ちになる。

おとうちゃん、これ 書いたとき
どんな気持ちだった?
なんで出さなかったの?
気持ちを整理するために書いて
気が済んじゃった?
激しいから 出せないもんね‥‥‥
なんて 話してみたい

でもいないのだ。

いつか会ったら、
質問攻めにしてやろう。  

というわけで

ひとに理解してもらおうとか
思っても無理だから

放っておいても
割と分かってくれる人 

分かろうとしてくれるひと
たいせつにしたほうがいい。

わたしも 自分の大切なひと
に対して、そういう存在でありたいな。