私は高学歴ではありませんが、読んでみました。

 

・3大リスクは「干渉・矛盾・溺愛」

・子育ては「心配」を「信頼」に変える旅

・反抗期がないのは危険信号

・子どもには成功談よりも失敗談を


以下、特に記憶に残った箇所です。


 

高い見通し力を持つ高学歴の親は、自分の力で子どもの失敗リスクを回避させることに一所懸命。

心配ばかりで子どもを信頼できない。子どもと信頼関係を築くという発想がない。

しかしながら、親が子どもを信頼できないのは親だけの問題ではない。

現代の生きる社会(学校も社会も)ミスを許さない。自己責任と言われる。失敗したらやり直しがきかない。そんな社会で生きるプレッシャーが背景にある。そんな空気の中で現代の親子は生きている。不安でいっぱい。

 

小学校高学年は、人にもよるが 親の中で子どもへの信頼は60~70%になる時期。

前思春期と言われる時期で、自我が芽生える。誰かと衝突したり親に反抗したりする。

この時期は性ホルモンがたくさん分泌され、偏桃体や海馬など脳の様々な部位に影響を及ぼす。偏桃体は海馬のすぐ上にあり、感情をつかさどっている。

思春期に性ホルモンが大量につくられると偏桃体が刺激され、感情の爆発が起きてしまう。

子ども自身もよくわからずコントロールできず、子どもも後ろめたい思いをしている場合もある。

 

この時期を抜け18歳になると子どもに対する信頼分量は95%程度、ほぼ満タンになる。

 

反抗期がなかった子どもは、大人になってから爆発するケースが少なくない、「手痛いブーメラン」。

 

子どもを信頼できない理由は、完璧主義・虚栄心・孤独。

子どもに「正論を伝えすぎないこと」も大事。


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ざーっと流し読みでしたが、勉強になりました。

おすすめの本です。

色々反省点が出まして、子どもたちに

「こうこうこういう本を読んだのだけど、×××はお母さんの押しつけだったのかなと心配になって。お母さんが望んだからやってる?嫌ならやめていいんだよ」

的な話をしました。


息子、娘にそれぞれ。

2人とも、

「お母さんに言われたからじゃない、自分がやりたいから」と言ってくれてホッとしたのですが、、、