「絶対泣かない あなたに向いている15の職業」 山本文緒

 

自立や夢を追い求める女性の、心のたたかいを描いた短編集です。

15の職業の女性が出てきます。

 

ろうそくフラワーデザイナー

ろうそく体育教師

ろうそくデパート店員

ろうそく漫画家

ろうそく営業部員

ろうそく専業主婦

ろうそく派遣・ファイリング

ろうそく看護婦

ろうそく女優

ろうそくタイムキーパー

ろうそく銀行員

ろうそく水泳インストラクター

ろうそく秘書

ろうそく用語教師

ろうそくエステティシャン

 

出版が1995年だからか、私の職業でもあるIT関連の話はなかったが、今も昔も働く20代の女性としては何ら変わらない。

共感できる部分が非常にあった。

 

特に印象に残ったのは、営業部員の話。

とある営業の女性は、取引先に毎日2時に伺うようにしている。2時という時間は自分で「ちょうど暇な時間であろう」と推測した時間。しかし取引先の店主はいつも不機嫌で忙しいという言葉を繰り返し相手にしてくれない。店主の人柄を否定しかけていたが、実は「2時」という時間に訪問することが不機嫌な理由であったことに気づく。

 

いつも不機嫌な人は周りにいませんか?

その人とはいつも同じ時間、もしくは同じ場所で関わっていませんか?

もしかすると、その時間や環境が影響しているのかもしれません。