桜の開花と共に黄色い花が咲く。
枝や幹は皮が剥けたボロボロの感じ。
しかし、春先に黄色い花が目立つ中国原産の樹木。



秋に葉が落ちると赤いグミのような実が目立つ。


この赤い実を囓ると苦味と渋味が強烈だ。

これはミズキ科の仲間のサンシュユという樹木で、公園や寺院、神社、また庭木や屋敷林にも利用されている。

日本には薬用として入って来た。

特に赤い実は滋養強壮効果があり、最近までサトウ製薬の滋養強壮剤のユンケルゴールドにも使われていた。現在のユンケルシリーズにはサンシュユの実を使った製品はないようだが。 


実はサンシュユの仲間には欧州に分布するサンシュユの仲間があるらしい。 

それを利用して特にブルガリアでは欠かせないこれと関係する。



ヨーグルトだ。 

しかもブルガリアヨーグルト。

現在では衛生的に培養した乳酸菌を多く利用しているかもしれないが、実はサンシュユの仲間の枝には乳酸菌が生息している。

ブルガリアでは生乳にサンシュユの枝を入れて発酵させて各家庭でヨーグルトを作っているという。

日本に中国から入って来たサンシュユとは別種でセイヨウサンシュユというのかな? 

ブルガリアでは結婚して家庭を持つと婿か花嫁かは失念したが、サンシュユの苗木を持って嫁ぐという。それを自宅の庭に庭木として植えて育て、家庭の味のヨーグルトを作るのだとか。

実は日本に中国から入って来たサンシュユにも枝や幹に乳酸菌が生息しているらしい。

上手くすれば日本で植えられているサンシュユの枝や幹を使ってヨーグルトが作れるということである。

サンシュユ、ダンコウバイ、アブラチャンの黄色い花がソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラと競演する日も近い。 

秋は黄葉して葉が落ちると赤い実が目立つ。

秋には赤い実を囓ってみよう。 

強烈な苦味と渋味を存分に味わってみて。  

良薬は口に苦しともいうからにはさぞかし滋養強壮によかろうかと…(笑)

赤い実は完熟したら加熱して砂糖加えて甘くしてジャムやデザートにも使えるらしい。

そんなサンシュユに想いを巡らせてブルガリアヨーグルトを食べた。