高IQ息子

小学5年生です。


いまだに

体育の授業がある日は

体育の時間から休み時間あたりまで

学校から

「息子がケガをした」と

電話がかかってくるんじゃないか

ハラハラ冷や冷やそわそわ‥

なんて表現していいものか

落ち着かない時間を過ごしています。


そして

実際時々かかってくるのです。

体育の授業に限らず←え? 


お友達とじゃれ合って、

抱きつかれたり乗られたり

ふざけて押されたり(愛が強い)

そんなことでも

バランスを崩して

倒れ込んだり頭にたんこぶが出来たり。

 

体育の授業では 

相変わらず

どうやっても出来ないこと

(下手や苦手ではなく出来ない!)

練習すら危なっかしいものも

時々あります。


DCDであること

どうしても出来ない競技・種目があることを 

担任の先生には

毎年毎年伝えてはいるものの

私の伝え方が悪いのか

難なく参加出来るものも多く

いつだってやる気満々な息子の様子から

想像し難いのか

忘れられがち?な気がしています。


息子の場合

主に粗大運動が苦手です。

ですが

走ることや球技など

やる気でカバーして

得意や上手では決してないはずなのに

主力選手的な立ち位置になる時もあって(!)

圧倒的苦手分野とのギャップに

親でもびっくりするほどなので

“これは僕には出来ません。無理です。”

と授業中伝えたところで

「OK!練習だけ頑張ってみよう!」

とただの苦手程度にスルーされがち。

(出来ないこと等は都度教えてと言われている。のに。

その練習が難しいんだっていうのに!

練習のための自主練を家で死ぬほど(泣きながら)やった上で言ってるのに!)



体育の授業や学校の活動には

苦手や下手ではあっても

やっとの思いで

どうにかこうにか

ほぼ全て参加している息子。


小学校入学からずっと

こんな感じでやってきたけれど

どうなんでしょう。


そんなに心配するレベルなら

きちんと

資料や評価等書類を揃えて

相談するべきなのでしょうか?

合理的配慮をお願いするしない

ではなく

情報として

担任の先生には

細かくお伝えした方が良いのでしょうか?


息子が望むかどうか。


それだけを判断基準で

やってきてしまっていて

結局

息子が困る場面に出くわすと悲しい


どこまで出来てどこから出来ない

とピシッと線引きできることではなく

さらに

成長や努力や時間で

日々変わっていくものでもあり

体育の授業での実状を

親がどこまで把握出来ているかも

実際にはわからないところだったり。

なかなか難しいです。




小学5年生の息子。


この夏、

そして夏の終わりに向かって

どんどん成長し

自立している気がします。


だいたいのことは

自分で出来るようになり

楽になったような

少し寂しいような。

‥かと思ったら

出来ていないことを

重箱の隅をつつくように

咎めてしまったり。


はぁ。母親って難しい。

私にはとても難しい。


特に息子は、

“5年生にしては”

しっかりしている部分が

目立ってしまっていて

しっかりした子

という印象が強い反面、

小さな子でも出来るような

簡単なことが

なかなか出来ない。ように思う。


誰と比べたわけでもないし

どこからどこまでが

5年生の今

出来て当たり前なのかも

もちろん私基準でしかない。


はぁ。こういうところです。

母として人として未熟なのに

こうやって冷静になって

文章にしてやっと気が付く。



最近

公共交通機関を

一人で利用するようになった息子。

もともと

学校大好き!なタイプで

宿題も提出物も連絡事項も

忘れ物は全くなくいつも完璧。

翌日の持ち物はもちろん

服やハンカチ靴下帽子まで

しっかり準備して

自分で目覚ましかけて就寝。


朝の準備ももちろん十分で

水筒の中身も

身だしなみも

トイレも歯磨きも

全部しっかり済ませて

出発時間まで余裕を持って待機。

交通費の管理も全く問題なし。


今は学校が楽しくて、

係活動も委員会も

クラブ活動も

休み時間も給食時間も

どの教科も全て宿題まで

楽しくて楽しくて堪らなくて

友人関係だって問題なし。


もうこれで十分。

本当に。

十分すぎるくらい。


これ以上何を望もうか!


そう思うと、

家庭学習が疎かなことくらい

なんてことはない! 

(全くしていないわけではない。が、なかなか疎か)


と思う反面


生き生きウキウキ

希望に満ち満ちている息子に

何もさせないなんて

(習い事は趣味程度のスポーツ1つのみ)

息子を十分に

伸ばしてあげられていないような

罪悪感のような

後ろめたいような

母業サボってるような

楽しちゃってるような

そんな気持ちにもなってしまう。


甘やかしてる?

これ以上何かを求めるなんて

欲深い?


塾に行っていない息子に

学ぶ素質があるにもかかわらず

適切な勉強をするよう促さず

本人任せにしてしまっていることは、

私の甘えであり甘やかしなのか


それとも


学校をやっと心から楽しめて

充実している息子に

さらに深い勉強を!と

求めることが

親の欲なのか


もうわからなくなっています。


一つ気が付いたのは

息子よりも

私の方が家庭学習を挫折している

のでは、ということ。


丸付けが

どうにもこうにも続かない。

口頭で

今日の分はやったのかと

確認するのがやっと。


息子は細々とは

家庭学習をずっと続けています。

でももう

塾に通っている5年生たちには

到底敵わないだろうな。(特に理社)

井の中の蛙にはなって欲しくないと

思いながらも

息子の学ぶチャンスを

みすみす逃しているような気がして

ならないのです。


“息子の自主性”

大義名分を掲げて。


ただいま帰省中です。


夫の仕事の都合で

例年より

少し遅めの帰省になりましたが、

天候や交通網が

乱れていた日々を

うまく避けて動くことが出来て

結果オーライでした。



安定の暇々な日々です。


実家は暇です。


実家帰省中に

まったく気を遣わない人なんて

いるのでしょうか?

女性は少なからず

気を遣われない程度の気遣いは

してますよね。(そして気付かれない)

ふぅーDASH!

言いたいことを1/10どころか

1/100くらいに抑えて、

言い方やタイミングも

気を遣っているつもりなので

全然休まらない。


母のテリトリーややり方があると思い

敢えて

何もしない何も出来ない娘を

演じてみてますが、

言いたいことや

やってしまいたいことは

山程あります。


こちらの気遣いをよそに

少しずつストレスを溜めているような

母。まあお互いですね。

母の外出中に

掃除や家事などしてみてますが、

どうなんでしょ。

気休めなような。


私は潔癖なので

毎回

早く自宅に帰りたくて仕方ないのですが

(好きなように清潔を保てない為)、

息子のために

心を無にして過ごしています。


年をとっていくって

こういうことなんだろうな。

お互い心の中で

相手への気遣いよりも

自分の快適さを優先したくなる。


帰省する度に


もし何かあっても

私にはもう

帰る場所なんて無いのだ

実感させられます。



帰省や実家が楽しくて楽で

のんびり出来て楽しみでたまらないと

思える人は

よほどご両親が素晴らしいのでしょう。

私の母だって

私や息子を大歓迎して

待ちに待っているのは変わりないのに。


それでも

なんとなく

少しずつみんなが疲れていきます。


息子の無邪気さに

みんな救われているような。


でも

息子だって小さな心の中で

みんなのことを気遣っているって

小さな我慢もたくさんしてるって

お母さんは知ってるよ。



来年の夏は

お盆だけ帰って来ようかな。

そろそろ息子だけでもいいかな。

そんな事を考えている今日。


※帰省してすぐ

なんと19本目の乳歯がポロリと抜けました歯