
先週、七ヶ浜町ボラセンでの一枚。
わずかな時間の立ち寄りだったけど、、、
変わらぬ笑顔がここにあって、
自分の心の内側が相当あったまった。
#感謝です。
ただいまと言えば、お帰りと言ってくれる皆さん。
振り返ると、今年二月、畑での活動以来の訪問。
自分は、いつも以上の笑顔で入っていったけど、、、
それ以上の笑顔のお返しをされる。
そしていつものながら、こちらの方が感謝一杯になる。
そう、
いつだってここはそんな場所なのです(^^)。
今回は出張の合間の立ち寄りゆえ活動自体は出来なかったけど、、、
その分、
これまであったこと、
これからのボラセンのこと、
そして、
自分の仕事を通しての七ヶ浜町との関わりのこと、等々、
滞在した時間以上に濃い会話をさせていただいた。
そのなかで、、、
一緒にリーダー活動をやった、地元大学生Hくんの話。。。
それは、、、
今年6月、北海道新聞に彼の記事が掲載されたという。
記事を書いたのはHくんと同世代の北海道新聞の女性記者。
彼女も大学生の時、何度も七ヶ浜で活動した一人だ。
その記者は数日間七ヶ浜に滞在し、
何人かにインタビューして、その結果、Hくんのことを記事に選んだのだという。
振り返ると、、、
大学入学前の高校時代(北海道富良野市在住)からボラセンに来て、その後、現場リーダーまで務めたHくん。。。
自分も数度コンビを組んだ間柄だ。
野球をやってきたスポーツマンらしく、寡黙ながらも芯の強い好青年。
そのHくん、
週末には必ず来ていたボラセンに…、
突然来なくなった。
いや、
来れなくなった、、、という。
・・・・畑の開墾作業中、
土中から拾い上げたスプーンを見、
自分の活動と埋まっていたスプーンの関係性を思い、
自分のしていることの意味や正しさを考えたという。
自分にも・・・、
その思いは少しわかる。。。
それはこういうことだと書いていた。
このスプーンは、畑には不要なもの。
でも、その持ち主には生活に必要なもの(だった)。
それを見つけて勝手に捨てていいものなのか。。。
それを燃えないバケツに選別して捨てている自分がいた。
そうして、
ボランティアって何なのか、見えなくなった・・・と。
世の中にはどっちも正しいことでも、片方から見るとどちらかだけが正しく見える面がある。
この正しさの度合いを計り、、、
例えば6:4での僅差においてどちらかを選択し、
後は自分で正しいと決めた方をスパッと割り切って行動するには、スキルが必要だ。
(正解なんてないんだから・・・)
そう、
人生の経験というスキルが。
そうやって取捨選択して生きていくスキルが。。。
・・・少し休めばいい。。。
と思った。
そう、一旦、学業に専念すればいいと思う。
これが、今、自分で見つけたHくんのスキルなんだから。
そしてボラセンの方々はじめ、
まわりの皆があたたかい気持ちでこのHくんの選択を見守っていた。
その空気が心地よかった。
そのキモチがうれしく思った。
・・・だって、仲間なんだから。
Hくんは今大学三年生。
卒業を前にした頃、また会えるような気がする。
うん、きっと会える日が来る。
その日を楽しみにします!
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