”愚痴”のたしなみ。 | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

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2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。


"あまりにも正直すぎて、

 愚かなほどのまでひたすらで、

 だから機転もきかないし融通もきかない。



 世俗の人から見れば、

 どうにももてあますような人。



 そんな人はいつの時代にもいるもので、

 これも人間性の一面であるかも知れない"



   ~松下幸之助 『愚痴の人』より





   ※   ※   ※








先週末、仕事を終えてから、

約半年ぶりに朋友と一献交わした。



以前、全国の地方都市を一緒に飛び回った同志。



今は仕事も立場も異なるけど、

会えば、途端にお互い素直になる。



馬が合うとはこういうもの。



彼との愚痴の言い合いは毎日ではいけない。

半年に一回か、年に一回か・・・。



そう、

互いにわきまえがある。



だから続いているのでしょう。。。






   ※   ※   ※





(前記の続き)


 "正直すぎるのはいけないことなのか。

 ひたすらなのはいけないのか。

 機転がきかなくて融通がきかないのは
 いけないことなのか。

 よく考えてみれば、
 どれ一つとして非難すべきことはない。

 むしろ、理屈ばかりまくし立てて、
 いわゆる賢い人ばかりが多くなった今日この頃、


 こんな愚直の人は


 珠玉のような人であるとも言えよう"


 (以下略)





   ※   ※   ※





そんな彼と一献交わした翌日は、

なぜか謙虚になる。


心の奥に溜めていたものをさらけ出した分だけ省みが起こる。



そして、

まだまだ愚直に生きようという答えに落ち着く。



要するにバランス。


溜めて、吐き出して、また耐えて我慢して。。。


そしていつかまた愚痴の人に。





思いっ切りの愚痴は悪くないものです。




-END-

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