excelcior.
"もっと高く!"という意味です。
少し前になりますが、「世界にひとつのプレイバック」という映画を観ました。
妻に浮気され、精神障害となり家も仕事も失った男。
そして、夫を事故で失い、その傷を癒せないでいる女性。
そんな二人が主人公。
でも、
これはただの恋愛映画ではありません。
精神障害とたたかう、愛と家族の物語。
自分の人生への挑戦の物語。
※ ※ ※
実は気分をスカッと出来るかなと思って、
仕事後、ナイトショーに行った自分です。
その折、自分も少しだけ心のバランスを保つために、気分転換が必要でした。
業績の集計や、人の評価や今後の目標設定など。。。
なかなかにストレスに追われます。
それに、
なにしろ、ポスターの、
ジェニファー・ローレンスがかわいい(^^)。
そんな陽気な(であろう)彼女を楽しみにして・・・。
※ ※ ※
でも、闘いの映画でした。
人生は厳しい。
過酷です。
傷を癒すために会社の男11人と関係を持ったという。。。
顔の険しさと、
言葉のトゲ。
行動の執拗さ。
相手に直球で当たるその姿は、、、
相手を鏡とした自分との闘いに見えました。
しばらく、かわいさはもちろん、
笑顔さえ見れません。(苦笑)
まったくの期待はずれ…、なんかではなく、
それだけに、
力がはいって、応援したくなる気持ちになります(^^)。
そのもどかしさに、力が入ります。
※ ※ ※
この映画、
フルにハッピーというわけではありませんでしたが、
"生きる格闘"
を、心の障害という彼らの状況から強く学びました。
excelcior.
その意味のひとつ、
"より高く!"
は、ニューヨーク州の標語なんですね。
#う~ん、素敵です。
ところで、
何が"プレイバック"?
そのまま訳すと「再生」。
調べてみると、
アメフトには、戦術を書いた虎の巻なるものが各チームにあり(「プレイバック」)、タッチダウンまでの道のりが何百と書かれているそうです。
心の病を持った二人がタッグを組み、
"もっと高く!"
と、共通の目標を手にして、
周囲を巻き込みながら、
時には、デフェンスに阻まれながらも、
その壁をお互いの力で乗り越えて、
タッチダウンする。
世界にひとつだけのゴールの仕方。
人真似無用。
立ち止まっても、立ち上がって、がむしゃらに前に進むこと。
そうすると、必ず周りの誰かが応援してくれること。
そう、
自分と周りとのケミストリーの物語です。
後味爽快(^^)。
---過去があるから今の自分があるのよ。
過去を含めて自分が好き。
あなたに同じことが言える?
#ジェニファー・ローレンスのセリフ。至極の言葉。
ついつい、
"口笛"吹きながらの帰宅になりました(^^)。
-END-
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