インフル療養も”塞翁が馬” | 〜 シゲさんの「疾風勁草」ログ 〜

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2014.6.1~ReNew!

〜Photologue〜

写真一枚からの日常ログを書き綴っていきます。

それと、、、(不定期になりますが)
東日本大震災から丸三年が過ぎた今、自身で経験したボランティア活動を一枚の写真から振り返っていきたいと思います。




今朝の首都圏は、またまた寒~い朝を迎えました。



またうっすら~と雪が積もっています。

大寒過ぎれば寒さやわらぐといいますが・・・、

今年は未だその気配少なしですね。



そして月曜の朝はただでさえ何かと慌ただしいところ。



今日は電車等の乱れが予想されるため、少し早めに家を出ております。




   *   *   *




週末を挟んで4日間、インフルエンザ療養をさせていただきました。


今日は先週木曜日以来の、久しぶりの出社となります。


そして会社の仲間達…、インフルエンザにかかっていないか多少心配です。


いや、もっと言うと、、、


火曜、水曜と一緒に仕事した方々に、もしやうつしてやいまいか・・・。


という心配があります。。。



そう、インフルエンザをうつして、職場内外に多大なるご迷惑をかけてやないかと、内心ドキドキしています(^^);。




   *   *   *




インフルエンザ療養中、土曜日からは起き上がれるようになったため、映画一本と、文庫本二冊を読みました。


言うなれば、”塞翁が馬”。(^^)


インフルエンザは家族にもうつしたくないので、4日間部屋にこもって生活しました。


そう、食事も自室で取り、ほぼ隔離状態で暮らしたわけです。


そして、映画鑑賞と読書の他、ブロ友の方からご紹介いただいたブログを訪問したりし、普段なかなか出来ない時間の過ごし方ができました。


落ち着いた静養の数日に感謝です。(^^)




   *   *   *




さて、今日は、お休み中読んだ本でおもしろかった話を一つ。



「夜逃げや本舗」という映画の話です。


これは、いわゆる”夜逃げ”を手伝う引越し屋の話。


その夜逃げ屋が依頼者に聞きます。


 ”借金は今どれくらいあるか?”


そうしたら依頼者は、”サラ金にはこれだけ借りています”と。


夜逃げ屋は、”それは踏み倒しましょう”。


そして、”友達からは借りているか?”と。


依頼者は、


 ”友達からはこれ位ですから返さなくて大丈夫です”


と答えました。


その時、夜逃げ屋のプロは、

 ”それは返して下さい”と。



どんなに小額でも友達から借りた金は返して下さいと言います。


返さないと、夜逃げをすることで「人でなし」になると。


私は不幸な人は助けたいけど、「人でなし」は作りたくない(人でなしの手助けはしない)のだと言いはります。



皆さんはどうされるでしょうか。。。



これは、


 理不尽なモノは踏み倒してもいいが、


 友人からの借金はヒトとして返せ、


という示唆です。



私達の仕事や生活のなかでも、


 ”小さい事だから、後でごめんなさいすればいいや…”


という事が多々あります。



そう!これがダメ(NG)なんですね。



例え小さくても、

正義や信用を踏みにじることは「人でなし」なんだと。



よく、自分の対面を保とうとして、誰かを責めたり、周りのせいにして嘆いたりするケースをよく見ます。



これも夜逃げ屋から言わせると「人でなし」の部類です。



なぜなら、正義より、自分の対面を重んじているから。



そう、一時の弁解で対面は保たれますが、
一時、誤魔化したことで、人間性は永遠に損なわれるということです。





    ※   ※   ※



この話から、今も尊敬している前の上司の言葉を思い出しました。


 "逃げない、嘘つかない、誤魔化さない"


ことあるごとに、私たちに仕事の対する姿勢としてお話し下さったメッセージです。



夜逃げ屋の話は極端ですが、

 小さいこと、

 身近なもの、

これらにある真理に、"目を大きくあけてよく見よ"、ということに気付かせてくれました。




さて、今日も雪で路面が滑りやすくなっています。


足元に気を付けてまいりましょう!



-END-