写真は七ヶ浜町にある「多聞山(たもんざん)」からみた松島湾の風景です。
標高56mの多聞山は松島四大観のひとつに数えられる景勝地。
ちなみに、他の三つは、東松島市の大高森、そして、松島町の富山と扇谷です。
この日は秋の空も美しく、お昼の一時をしばしゆるりと過ごしました。
こちらの風景は、、多聞山展望広場公園に車を停めたあと、そこから約8分歩いて毘沙門堂まで行き、その毘沙門堂の裏側から見た雄大な景色です。
上り下りの道ですが、ぜひ、毘沙門堂まで歩いていって欲しい所です。
そう、ここからの景色が四大観と呼ばれる眺めなのだそうです。
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先日の9月29日(土)は、Nコム最終クルーに交じって活動しました。
振り返ってみたら、Nコムのクルーで活動したのは、昨年11月末の最終クルー以来のこと。
その最終クルーの活動後、松林の高橋リーダーのご好意があり、メンバ全員で震災後から行ってきた松林内の活動成果を見学しに行ったのでした。
→'12.12.01記事:今年最後の活動@七ヶ浜
→'12.12.02記事:松林公園@七ヶ浜菖蒲田浜
2年続けて、最終クルーでの活動は、何か不思議な縁を感じます。。。
この日は、汐見台のスーパー・ヤマザワからお弁当や果物を買い込み、多聞山展望広場公園のベンチで7人揃ってランチタイムを過ごしました。
ヤマザワのお弁当は皆その安さに驚かれます。
確かに、東京のスーパーで売っているお弁当より2割は安いでしょう。ほとんどが398円です。
また、100円程度で売っているフルーツのパックも好評です。
この日も、みかんや梨などをそれぞれ買い込み多聞山に出かけたのでした。
公園の眼下には、一方には仙台火力発電所が見え、反対側には塩竈の海浜地帯が見えます。
この展望は、この地の美しい地形の恵みです。
毎々ここに立ち寄るたび清々しい気分になります。
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こちらが、毘沙門堂。
こちらは後ろ姿になりますが、小じんまりとしていて質素に美しい。
こちらの本尊は毘沙門天像(多聞天像)と呼ばれ、33年に一度開帳されるのだそうです。
次はいつになるのでしょう。。。
いつか誰かにお聞きしたいと思います。
思えば、昨年はじめて毘沙門堂に来たのが7月頃でした。
灯籠や石像が根元から崩れ倒れていて、地震の強さを物語っておりました。
今では、七ヶ浜のボランティアセンターの特殊班チームの活躍で、すべて修復されています。
灯篭の中にボルトが埋め込まれているのがあり、その修復の跡が見えます。
ぜひ、この「偉観(美観)」と呼ばれる多聞山で、松島湾の美しさを味わって頂きたいと思います。
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【ご参考】・・・松島四大観
・壮観:東松島市、宮戸島の大高森(標高105.8m)からの景色。
・麗観:松島町、富山の大仰寺(標高116.8m)からの景色。
・幽観:松島町と利府町の境、扇谷(標高55.8m)からの景色。
・偉観:七ヶ浜町、代ヶ崎の多聞山(標高55.6m)からの景色。