今日は本の事です。
最近は、こんな感じの本を読んでいます。
畑野智美さんというのは、
先月『ヨルノヒカリ』という小説を読んで、
とてもよかったので、
畑野さんの小説を全部読もうと思って
借りてきました。
11日の夜に『タイムマシンでは行けない明日』を読んで、
そのまま寝たのですが、
タイムマシンの事ばかり考えてしまって、
なかなか寝付けませんでした。
『タイムマシンでは行けない明日』は、本当に読んでよかったです。
面白くて、何よりもとても切ない小説でした。
SFはどちらかといえば、得意な方ではありませんが、
この小説は、SFとは思えなかった。
今読んでいる方や、これから読まれる方もあると思うので、
あんまり書かないことにしますが、
最後がちょっとわからなかったので、
調べてみたら、
これよりお先に読むべきお話が有ったようで、
おそらく
『二つの星とタイムマシン』という本だと思うので、
こんどはこちらを借りたいと思います。
そして昨日、同じく畑野智美さんの『罪のあとさき』を読んでしまいました。
こちらも良かったです。
私的には、理解できるけれども、
理解しない人もいっぱいいる気がするし、
理解できると言っている私も、
同じことが出来るかというと、
わからない。
でもきっと、心が望めば、
そうすると思う。
自分の心に正直に生きるのが、
何よりも大切だと思うからです。
本は、手芸をしていた1月2月はそんなに読めなかったのですが、
腕を痛めてからは、どんどん読めています。
休みの日は、2冊くらい読んでしまうこともあります。
これから生きていくにあたり、
趣味は大切です。
本を読むことと手芸と
どちらも楽しみたいと思います。
そして、音楽もです。
さて、タイムマシンですが、
私は『タイムマシンでは行けない明日』を読んで、
私には本当にタイムマシンで戻りたい過去は、
無いのだと判りました。
もちろん、未来にも行きたくはありません。
この小説の光二のように、
本当に切実にあの時の戻って、あの出来事を無くしたいと、
そのように思う出来事は、
今までの私の人生にはない。
無いんだと思いました。
一日だけ過去に戻って、
亡くなった父や母や夫やわんこ達に会いたい
そうは思います。
でも、あの時のあの出来事が起こるのを、
なんとしても止めたい。
と思うようなことは、
無かったです。
この小説の光二は、過去に行って、
とんでもないことになりますが、
それを受け入れて生きていくところが
素晴らしかったです。
どんなに切なかっただろうと思います。
どれほど、切なかっただろうと思います。